パノラマロジック

声優さんの話題が多いブログ

2015年行った現場総まとめ

ジャンルごっちゃで2015年に行った現場をまとめます。

凡例;
◇…声優
◆…アイドル
☆…バンドなどその他

1/17 ◆☆SuG 東京女子流2マン
1/25 ◆綱島温泉湯会
 →ブクガを見に行きました。
1/24 ◇モテ福 DVD発売記念トーク、ハイタッチ会
→なんとなく申し込んで蕨で蒼井翔太くんとハイタッチした思い出。
1/31 ◇プリライ
2/8  ◇魅惑ツアーズトークイベント
→30分くらい遅刻していっただーますさんと石井マークのトークイベ。マークがぽんこつで増田さんが空回ってる印象でした。
2/11 ◇OLDCODEX武道館
Rage Onでいきなり立ち上がってちょっとダサめにノリ始めたかんけいしゃ席の信長さんかわいかったです。
3/6 ☆Plastic Tree BEAT SHUFFLE公録
→メールがその場で読まれたことを覚えていますが(海外ならどこに行きたいですか?という)長谷川さんが予想通りの回答しかしませんでした。(ロンドンとのこと)
3/15 ◆SHINee東京ドーム
3/22 ◇Free!岩鳶鮫柄合同文化祭昼
3/22 ◇Free!岩鳶鮫柄合同文化祭夜
→昼の部が最前列で、初めてのSTYLE FIVEコンをそんなところで見れて幸せしかなかった。SPLASH FREEを歌う達央が宇宙一だいすき。
4/4  ◇よしまさせいごMy favorite Night公録
4/11 ☆Plastic Tree金沢
4/12 ◇ビタイベ昼
4/12 ◇ビタイベ夜
4/26 ◇ツキプロフェスタinラフォーレ原宿
4/30 ◇OLDCODEX豊洲
5/1  ☆Plastic Tree名古屋
5/2  ◆ゆるめるも赤坂
5/7  ☆Plastic Tree渋公
5/10 ◆綱島温泉湯会
→最後の綱島温泉。ベルハーを初めて見ました。
5/16 ◇とらのあなFlyMe projectトークイベント
5/23   ◇美男高校地球防衛部LOVE! LIVE!
5/30 ◇アニメイトFlyMe projectトークイベント
→だーますさんが江口壮馬相手にがんばってた印象。
6/5  ◇GRANRODEO RGR
→おるどこでっくすはトップバッターで出てグラロデさんに言及せずさくっと札幌に移動し、後に出てきたムックが蘭鋳でグラロデを持ち上げるいい煽りをしていたときにバンドとしての地力を感じた。
5/6  ◇OLDCODEX札幌
→次の日に温泉行った。楽しかった。
6/13 ◇よしまさせいごMy favorite Night公録
→組み立て終わってないDVDをパーツごとにお渡しされるという斬新な試み。
最前だったのですが演者との距離がファミレスのテーブルの向かいくらいしかなかったおもいで。
6/14  ◆NEWS東京ドーム
6/20  ◇声優男子ですが… 公録
→この日の白井さんは良作画だった。
6/21 ◇ミリオンドール第0回ファンミーティング昼
6/21 ◇ミリオンドールイベント第0回ファンミーティング夜
→実は夜に吉野さんのコンサートのチケットあったんだけど衝動的にこっちとったっていう。楽しかった。プロのオタクと梅原さんの交流がうかがえて。
6/27 ◇「細谷佳正のちょっと聞いてって〜」発売記念お渡し会
→とにかくびっくりオドオドする細谷さんだった。イスに座るにしてもマイク持つにしてもオドオド感あった。「私もひとりジンギスカンしましたー」「おお?それは!ハードル高いですね!」ってびっくりしながら言われました。
6/28 ◇美男高校地球防衛部大絶叫会夜の部
7/4  ◆清竜人とpredia2マン
7/5  ◇こえずか昼
7/10 ◇OLDCODEX松山
道後温泉最高だった。あと、よーくさんのこと好きになってしまいました。。。
7/18 ◇美男高校地球防衛部 愛のファンミーティング昼
7/18 ◇OLDCODEX台場
7/19 ◇OLDCODEX台場
→なんかしらんけど号泣してた。
7/25 ◇七つの大罪FES 聖騎士の夜
7/26 ◇High×Jorkerお渡し会
→とにかく永塚くんができる子で、永塚プロのはじまりの一日だった。
7/26  ☆藤井隆 Cofee Bar Cowboy RELEASE PARTY
8/8  ◆Sexy Zone中島健人ソロコン
8/9  ◇美男高校地球防衛部LOVE祭り
8/16 ◇THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE 03・04 CD発売記念イベント
→永塚プロの全力ダンスと、白井さんの珍妙なダンス。
8/22 ◆ハロコン
8/23 ◇ひょろっと男子公録
8/23 ◇バンプレカフェニコ生公
→千葉のホテル泊まったあたりから楽しかったですね。
8/28 ☆藤井隆 Cefee Bar Cowboy Tour Final
8/29 ◇AT-X ソトの夏フェス
8/30 ◇ニッポン朗読アカデミーお渡し会
ニッポン放送の階段に並ばされて暑さと緊張で酸欠になった、いろんなライブ行ったけどあの日ほど身体の危険を感じた日はなかった。命がけのお渡しだった。西山くんの接触スキルはまじですごい。
9/4  ◇B-project 制作発表会
→入る前に入り口間違えた花江くんに遭遇し、キャストバレする。
9/5  ☆UVERworld 女祭り
9/6  ◇美男高校防衛部LOVE! Tour!
9/13  ◇枕男子パジャマパーティー
9/19  ◆音楽と人LIVE 2015 FREAKS CIRCUS
→メリーとベルハーのおたくのあい入れなさ。
9/20  ◇雨色ココア ココアパーティー
→チェキのレギュレーションが伝わってなかったので運営にキレて声あげたり、リアルクラウドファンディングという謎の概念が開発されたり(要は単価1万のチェキ。高えよ)、すごい一日だった。あんなにやばいイベントはこの先あるのだろうか。あったらやだ。
10/3  ◇「saison automne 秋」発売記念山谷祥生お渡し会
10/17 ◇大井町クリームソーダ「天使のお仕事」
10/18 ◇大井町クリームソーダ「天使のお仕事」1
10/18 ◇大井町クリームソーダ「天使のお仕事」2
10/18 ◇大井町クリームソーダ「天使のお仕事」3
→とにかく腰振りたろり。いやらしかった。
10/12 ☆Plastic Tree主催ライブ「虚を捨てよ、街へ出よう」
→田舎から出てきたお母さんの晴れ舞台を見てるような気分だった。楽しかった。RGRで逹瑯がやってた蘭鋳の煽り(ここで盛り上がると次のバンドが嫉妬して頑張るからみんなやってくれ)がここでも繰り出され、ムックの定番芸だということを知る。
10/21 ☆ザ ベストオブ藤井隆 AUDIO VISUAL リリイベ
10/22 ◇OLDCODEX at TIMM
→おるどこで一番あ、きょうもう倒れるかもと思ったライブだった。そしてこの時はもう、おるどこ行くのやめようとおもってたんですよね。
11/1 ◇Wお渡し会
11/7  ◇高知まんさい 声優魂高知大会決勝 西山宏太朗ミニトークショー
→塩かつおたたき超美味しかったな。
11/8 ◇AGF メガトレ入江玲於奈1日店長お渡し会
11/8 ◇AGF 壁ドンSONG白井悠介お渡し会
11/15 ◇THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE 05・06 CD発売記念イベント
11/15 ハイキュー舞台
11/16 ☆bulb ZIZ 2マン Hasegawa Calling
不惑を超えた生誕祭に、ほむほむの制服に綾波のカツラかぶってノリノリで歌うベーシスト、最高だろ。
11/21 ◇雨色ココア アメスタ公録 お渡し会
11/22 ☆ザ ベストオブ藤井隆 AUDIO VISUAL リリイベRELEASE PARTY
11/23 ◆maison book girl ワンマン
11/25 ☆Battles 六本木
11/28 ◇81 LIVE SALON昼
→マリカーしてるときの内股の中島ヨシキかわいさ。忘れない。
11/28 ◇81 LIVE SALON夜
→推しが3人くらい双眼鏡におさまるイベント最高。
12/13 ◇福山ッスル冬の筋肉祭り 声優大運動会
12/13 ◇福山ッスル冬の筋肉祭り 後夜祭やりマッスル
12/16 ◇Hangover vol.3
→2回号泣した。
12/22 ◇◆清竜人ハーレムフェスタvol.5
12/29 ☆Plastic Tree年末ライブ ゆくプラくるプラ 海月リクエストの夕べ 前編
12/30 ☆Plastic Tree年末ライブ ゆくプラくるプラ 海月リクエストの夕べ 後編

総現場数 84

2015年の1/1にこんなツイートしてたのに、全然現場セーブできてなかった。

推し内訳
西山宏太朗 18
山谷祥生 10
長谷川正 8
あまり推しかどうか謎だけど数えてみたら
白井悠介 11

2016は本気で現場減らす。すでにチケットとってないやつ結構有るし。
ということで来年もよろしくお願いします。

2015年男性声優楽曲大賞 今年の25曲(後編)

2015年男性声優楽曲大賞、後半は11位から始めます。

前編はこちら。

minaminanarial.hatenablog.com

 

11位 The dice are cast/QUARTET NIGHT

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE レボリューションズ)

待ってたよ!カルナイのこういう曲!!!華やかな夜の香りがするサビが、QUARTET NIGHTを初めて聞いた時の高揚感をもう一度思い出させてくれました。カルナイって男性声優界で特に歌声が派手で濃いメンツを揃えていて、それぞれ組ませる相手を正直選ぶ人たちだと思うのですが、そういう人たちが4人集まるとちょうどいい塩梅になるんだなってひしひし思います。

 

10位 Seductive Summer/忍足侑士(CV.木内秀信

(新テニスの王子様

タイトル通りむせかえる夏の暑さを思わせる艶やかなホーンに彩られた、くっそおしゃれなアダルト歌謡曲。聞いていると「テニスの王子様」の忍足のキャラソンだって忘れそうになりますが、他でもない忍足役の声優木内さんが忍足のことを思って作詞作曲まで手がけたまごうことなきキャラソン、というところにこの曲のすごさを感じます。外部の人がそのキャラを理解しようとして作った曲ではこうはならないのでは。木内さんのことは恥ずかしながらこの曲で初めて知りましたが、木内さんがこの曲含めすべての作詞作曲を手がけた「You See?」は、その名曲揃いぶりに震えました。編曲者に松井寛、corin.が名を連ねているのもまた豪華。

 

9位 Shall we dance?/世良里津花(CV.花江夏樹)、村瀬大(CV.梅原裕一郎)

(SolidS vol.3)

走り出した恋のトキメキを歌った華やかな曲なのですが、派手さはなく、どことなく憂いを帯びた、祭りの後のような切なさのあるファンクになっています。ダンスという言葉を冠したディスコ/ファンクな曲は数あれど、こうした寂しげなさじ加減の曲は珍しいなと思います。花江くんの、のびのある高音と梅原さんのざらついた低音のコントラストもいいです。

SolidSのvol.3はどれも名曲なので今年イチの名盤と言ってもいいのでは。ランキングに入れようか最後まで悩んでたんですけど、花江くん演じるリッカソロの「Good Night My Darling」もほんとーーーに名曲。これはShall we dance?よりも、もっと実体のある寂しさを歌いあげるミディアムテンポの曲ですが、花江くんの歌声はどうしてこんなに寂しさを呼ぶのだろうと思います。個人的にこの歌詞はBLっぽいなと思ってて、花江くんのジェンダーレスな声と相まって、これを聴くとBL1冊読むくらいの満足感が。

 

8位 永久パラダイス/キタコレ(cv.小野大輔岸尾だいすけ)、THRIVE(cv.豊永利行、花江夏樹、加藤和樹)、Moons(cv.上村祐翔、柿原徹也森久保祥太郎大河元気、増田俊樹)

(B-project)

オタクも持ってるヤンキーバイブス直撃のブチ上がりイントロから始まり、めくるめく展開とさまざまなボーカルに圧倒されてるうちに気づいたら曲が終わってしまうものすごい曲。ハニコさんも書いてたけど本当に機能的で現場で歌われることを最大の目的として作られたように思えます。男性声優の中でも声や歌い方にくせがある人ばっかり揃って、それぞれが各パートで個性を主張しつつも、1曲としてまとまった時に調和している感じ、まさに海鮮も肉も入った男性声優の横綱ちゃんこ鍋。鍋が食べたくなる1曲です。来年は西山宏太朗くんもBプロに追加されるということで、彼の個性がこの魑魅魍魎なメンツの中でどう生きるのかを思うと、楽しみでしかないです。

 

7位 Let’s Go!! LOVE Summer♪/地球防衛部(箱根有基(CV.山本和臣)、湯布院煙(CV.梅原裕一郎)、鬼怒川熱史(CV.西山宏太朗)、鳴子硫黄(CV.白井悠介)、蔵王立(CV.増田俊樹))

(美男高校地球防衛部LOVE!)

ピアノとホーンセクションが楽しげなオールドスクールなポップスに、忙しくなく挟み込まれるスカのリズム、そのうえで歌い出しなどはいきなりダッサダサな表拍になったりと、このガチャガチャ感がうれしい、楽しい、大好き!な2015年最高のサマーソング。防衛部のわちゃわちゃした感じにぴったりです。#最高の夏 だったな……。

2番の有基くんは主役にもかかわらず「助けてー」しか言ってないんですけど、ほんと、そういうところが防衛部らしさだなと思います。しかもこの「助けてー」が絶妙なんですよ。必要以上に大げさに助けを求めてなくて、あくまでも日常のよくある一コマとして、真剣に困った有基は「助けてー」と叫ぶんです。この大げさに言わないところに、「他人から自分がどう見えているのかを意識してなさ」つまり自意識のなさが伺え、それが有基くんと、CV.山本和臣さんの魅力なんだなと思います。

 

6位 初体験(First Experience)♡/ユズル&セナ (CV.蒼井翔太&CV.増田俊樹)

全力少年達のおうたCD 3年生ユニット)

タイトルも歌詞もボーカルも「ザ・Rejet」といういかがわしさですが、80sなトラックがいかがわしさを増幅させつつオシャレさを放ち、聴くものを撹乱させる怪曲。蒼井翔太くんの艶かしいボーカルセンスは堂に入ったものですが、増田さんには増田さんなりのいかがわしさがあるなと思いました。幸村精市で、Max boysだった男が歌う「相当ギコチなさげに体位Switching♡」というサビが聞けるのはRejetだけ!

 

5位 たまにビター、それがベター/グリ(CV.島崎信長

(双子の魔法使いリコとグリ マジカルハット)

この曲の特筆すべき点はなんと言っても信長さんのラップです。信長さんていい声だし最近はとても表現力ある声優さんだなと思うんですけど相変わらず歌声が朴訥で、その素直な感じがたいへんよく現れたラップパートだったのでは、と思います。できてないとかそういうわけじゃないんだけど、なんか微妙にこなれてない、独特な味があるよね…。それにしても信長さんてやっぱいい声だなって、改めて気づかせてくれた曲でした。来年もさつきがてんこもり男性声優楽曲待ってます。

ちなみに、信長さんが過去に歌っていたさつきがてんこもり楽曲と言えばアニ○ズですが、この曲が発売された当日、奇しくも入江、西山、鈴木という当時のアニ○ズメンバーが集ってやってた大井町クリームソーダの第1回公演初日でもあったですね……。

 

4位 枕男子/めりぃ(CV.花江夏樹)

(枕男子)

こんな曲、絶対に花江夏樹しか歌えないでしょ!!!!!ってほどに本人のパーソナリティと曲のコンセプトがマッチして圧倒的なポップさ、アニソンらしさを獲得した曲。っていうのも、2番の「僕としましょうよ〜」からの「今、へんなこと考えたでしょ?(無邪気な声のセリフ)」と来て「勘違いです!!!はっみっがっきー」と力強く歌い上げる流れを花江夏樹が歌い上げることがいかにギルティかを考えてみてください。ここでリスナーが言いたいことはただひとつ、「お前にいわれたかねーーーーーーよ!!!!」でしょ。数々のラジオで決してぼかさない下ネタをしれっと披露する花江くんの声で「僕としましょうよ〜」って言われたら100%下ネタにしか聞こえないのに、めりぃの声で無邪気に「今ヘンなこと考えたでしょ?」って言われると、本当に悔しい。花江夏樹ずるい。一般的な歌のうまさとは別の方向で花江くんの歌声はめちゃくちゃ”うまい”と言えると思います。そんな花江くんの持ってる才能を余すことなく感じさせてくれる大石昌良さんの曲。またこのコンビで曲作ってくださいお願いします。

 

3位 Against the Rules/apple-polisher(vo. NaL(CV.蒼井翔太))

(DYNAMIC CHORD vocalCDシリーズvol.4 apple-polisher)

男性声優が歌うキャラソンて本当にロックが多いわけですが、こういうダンサブルなニューウェーヴ色の強いロックってなかなかないのでは。とにかくかっこいい、タイトな音の今っぽいロックに、過剰装飾気味で昭和的な蒼井翔太くんの歌声がとても合うという、すごい発見をさせてくれた曲でした。昭和的というのは全然disってなくて、むしろ蒼井翔太くんのハイカロリーで艶っぽい歌い方好きです。

DYNAMIC CHORDはバンドをメインにした乙女コンテンツですが、こうした既存の路線にはなかなかなさそうな、比較的骨太なロックの曲が多い印象です。同じDYNAMIC CHORD内のLiar-Sの「グッバイサブウェイ」もよかった。やっぱライブの後でファンを漁るのが楽しみだというバンドマンを描く乙女コンテンツなのでどこまでもリアリティ追求していくぜっていう気概が感じられますね。

 

2位 レッスンAtoB/柿原徹也

(アルバム「orange」)

こんなにたくさんの声色を使い分けてしっちゃかめっちゃかなロックを歌うなんて、まさに声優ならでは……と言いたいところだけど、これは完全に柿原徹也というくせのある人間のなせるわざなのでは!声優としてどうこうじゃなく!ハニコさんの言葉を引用すると本当に男性声優界の岡村靖幸って表現的確すぎる。そして、個性が強すぎる柿原徹也さんの魅力を骨も皮も余すことなく使い、更に120%にして曲にしちゃう佐伯youthKさん天才です……。

個性が強すぎるって、チャーミングではあるが、声優として結構ウィークポイントなのではって私は某声優さんを見ていて思うのですが、でも柿原さんが業界の荒波をサバイブしてこういう作品を残している姿を見ていると、柿原さんを憧れの存在としている彼も、未来は明るいのかもしれない、と思います。

 

1位 Re:born/Growth(衛藤昂輝 (CV.土岐隼一)、八重樫剣介(CV.山谷祥生)、桜庭涼太(CV.山下大輝)、藤村衛(CV.寺島惇太))

(ALIVE その3 Side.G)

現代音楽のような複雑なピアノのイントロから始まってドラムンベースに展開していき、突然変拍子が始まって、男性声優楽曲の中でも群をぬいて高難度なメロディとハーモニーをもって高みへと昇りつめる。この壮大な展開が素晴らしい曲だと思います。

アイドルコンテンツが雨後のたけのこのようにたくさん生まれた2015年でしたが、Growthは何もかもが変化球すぎました。かつてアイドルだったけれど事務所をやめた子達がもう一度「自分たちの音楽がやりたい」と新しい事務所へ所属することを目指すストーリーもさることながら、じょんさん特有のハモりへの偏執的なアプローチが見られるワールドミュージックのような曲の数々。わかりやすく売れ線ではないけれど、楽曲も歌唱もそれぞれクオリティがめちゃくちゃ高い。声優さんたちも毎回難しいって言いながらレコーディングに臨んでいるそうで、確かに歌手でもない人たちに歌わせる曲として「なんでここまでやるの?」って声も聞こえてきそうですが、それでもこれだけのクオリティの曲を生み出そうとする気概に感動すら覚えます。ということで、1位にしました。

Growthはほんと挑戦的なユニットだと思うので、来年の展開も引き続き楽しみです。2016年は山谷祥生さん売れてほしい!!!!

(去年の楽曲大賞で増田俊樹さん売れてほしいって書いたら2015年初頭刀剣乱舞に防衛部ですでに売れてる空気感あった……ので、もうすでに売れてるのかもしれない)

 

以上が2015年の私的男性声優楽曲大賞でした。改めてランキングをつけてみると、結局推し補正がめっちゃかかってしまってることに気づくけどおたくなので仕方ないよね……推しの人たちがいい曲歌ってくれるのを楽しみに2016年も元気におたくやっていこうと思います。永塚拓馬くんが声楽で鍛えた歌唱力を発揮してくれる曲待ってる。

おそ松さんのSIX  SAME FACESは12月発売のため、今回の楽曲大賞の選考外だったわけですが、どの松ver.も全部サイコーなんですが!しょっぱなハードル高い曲がリリースされてどうするんだ2016年。来年は、SIX SAME FACES超えをする曲がどれだけ出るか、という厳しい戦いになりそうです。

2015年男性声優楽曲大賞 今年の25曲(前編)

もう12月です。まだ振り返るには早いんじゃないの?と思わなくもないですが、今年のいい曲、今年のうちに。ということで、今年も男性声優楽曲大賞を@honeythestarのブログにならいやってみます。レギュレーションは一緒です。

・201412月~201511月に発表(発売ではない)された男性声優の楽曲が対象

・1枚のCDから選べるのは1曲だけ

・どうしてもこれは!と思う1枚のみ、2曲選んでもよい

引用元はこちらのダイアリー

d.hatena.ne.jp

  

ちなみに去年の私の男性声優楽曲大賞はこんな感じでした。

minaminanarial.hatenablog.com

 

昨年の反省を生かし、今年は少しずつチェックする範囲を広げ、いろいろと聴くことができました。そこで去年より10曲増やした「今年の25曲」を発表します。

 

25位 Bitter Aspiration/OLDCODEX

OLDCODEXは最近あまりにも、本人たちの趣味なのか、はたまたセールス戦略なのかゴリゴリのラウドロックばかり出すようになってきた印象があります。確かにわかりやすいし、そういう曲が好きな層に響きやすくていいと思うけどジャンルレスっていう最初に標榜したやつはどうなったのかなって最近思うんですが。そんなOLDCODEXが久々に出した軽い音のシンプルなロック。この曲もそうですが、そぎ落とせばそぎ落とすほどOLDCODEXは憂いやメランコリーを表現するのが得意なのだということがわかります。

「理想に束縛されて誰かが望んでるような存在でいることはもう疲れたんだ」という歌詞をうたいあげるTa_2さんの向こう側に彼の人生を見てしまいたくなる、胸に刺さってくる曲です。

 

24位 今夜、パリ8区で~Nuits a Paris~/四宮小次郎(CV.中村悠一

食戟のソーマキャラクターソングシリーズ)

フランス帰りの誇り高き料理人、四宮っぽさ全開の、ホーンが華を添えるおしゃれでアダルトな曲。しかし、おしゃれすぎずアダルトすぎないさじ加減が好きです。ゆーきゃんさんの声がこういう曲にとっても合う。

 

23位  GRAVITY!/Six Gravity

(ツキウタ。)

今年も数多の二次元男性アイドルがうまれ、いよいよ二次元男性アイドル戦国時代なんて呼ばれるようになりましたが(ていうか女性3次元アイドル戦国時代からもう5年くらい経ってる……)それぞれのユニットのメインテーマ曲を並べたらなんだかんだいってこのSix GravityのGRAVITY!が一番好きかもしれません。

アイドル楽曲って展開の起伏が激しくてなんぼなところがありますが、この曲は逆に頭のサビから終わりまでシンプルなところが好きです。難点なのはツキウタシリーズの豪華声優陣揃い踏みなのにユニゾンが微妙に噛み合ってないところでしょうか。でもそういう個性のまとまらなさも愛嬌…。

 

22位 Happy Cooking!!/奥結望(CV.入野自由

(ボーイフレンド(仮)キャラクターCDシリーズ)

曲のタイトル通りハッピーハッピーなぶりぶりかわいいアイドルポップスですが、入野自由さんの過剰なくらいの表現力と厚みのある歌声が乗ることで異様なものになっています。ありふれた曲っぽいけど凡百の声優が歌ってもこうはならないだろうな……と。

 

21位 Synchronic/羽多野渉

だいたい間違いないShinnosukeさんの曲。今年ハマったShinnosukeさん楽曲と言えばもう1曲、アイドリッシュセブンの「Fly away」もありましたが、それはたぶん2016年に音源化される気がするので割愛します。

この曲の80sJ-POPなサビのメロディはたまらなくくせになるのですが、羽多野さんの飾らない歌声ってガチの80年代男性歌手みたいでハマります。そういえば昨年みんなが大好きだった寺島拓篤さんの「JUMBLE TOWN」もShinnosukeさんの曲で、はたてらは二人していいshinnosuke曲を持っているのがずるい……。どこまでもはたてらだな。

 

20位 指先からはじまる愛/麗音(CV.梅原裕一郎)

(星空ホールへおいでよ♪)

今年一番忙しかった若手声優と言っても過言ではない梅ちゃん。イケメン声優のレッテルが先行しまくってますが、そのたくさんある仕事内容をよく見ていくとキワモノが意外と多くて、アイドルオタ役でMIX打ってたり、「~なり☆」という語尾でぶりっこなキモオタになってたり、すぐ股を開くうえに痛いコ自称する女性視点の歌詞の曲を歌ってたり、喘ぎ声のような吐息を何度も漏らす曲を、2曲も歌っていたり……。そのうちの1曲がこれです。いったいイントロの梅原さんの吐息は必要だったのだろうか。しかも、歌詞も楽器擬人化だからって「俺の体があなたの綺麗な指憶えてる」「思わず漏れる吐息はあなたの望むままに/こんな鳴き方をするなんて/ああ初めて」「甘い音でエクスタシー(感じて)」という調子に乗るにもほどがある露骨さ。まあでも、梅ちゃんだからこそ歌える露骨に性的な曲なのかもしれません。

露骨な表現と吐息はさておいて、この陰鬱さから逃れないメロディとシンセドラムの音、詰め込まれすぎないシンプルなつくりにニューウェーヴを感じずにはいられないのですが……!男性声優の乙女系コンテンツを隠れ蓑にしてキュアーみたいなことをやろうとした結果なのでは……?と邪推したくなった曲でした。こういうよくわからない曲に出会えると男性声優楽曲は楽しい。

 

19位 CARMA/MEDICODE

(FlyMe Project)

今までありそうでなかった、V系と二次元コンテンツの真っ向コラボレーションから生まれたFlyMe project。アイジ作曲という、畑から産地直送でお届けするまっとうなV系楽曲を、若手声優のキングオブ器用者な斎藤壮馬くんが完璧に歌い上げています。壮馬くんはバンドはやってたけど全然V系は通ってなかったらしいので、ボーカルディレクションでここまでV系っぽく歌い上げるところに感動すら覚える。

周囲のバンギャルの方々が鶴丸国永にハマっていた時に、そっと「鶴丸国永がなぜかV系のボーカルをやってるよ」と言ってこの曲をおすすめしたかったです。はい、今したので聴いてみてください。

www.youtube.com

ちなみにSolidSのvol.2にある「フレア-FLARE-」も、壮馬くんがソロで歌っているのですが、MEDICODEのデビュー4年後の曲として聴けます。

 

18位 Just one kiss/Twinkle Bell 枢木 皐月(CV.森久保祥太郎) 枢木 睦月(CV.近藤隆)

(アイ★チュウ)

モロに80sポップスな陰鬱なメロディに、近藤さんと森久保さんの甘ったるい声がハマって心地よいです。時折入るドラムの音もおしゃれ。森久保さんの歌声は野菜にたとえるとセロリのようで主張が強すぎて好みが分かれるところだと思うのですが、こういうアクの強い曲と相性がいい。ここに、野菜にたとえると大根みたいな染まりやすい声がくると負けちゃいますからね、たぶんね。

アイチュウの曲は音源化するのだろうか。いまのところ音源がないので試聴を貼っておきます。


【アイ★チュウ】Just one kiss/Twinkle Bell 枢木 皐月(CV.森久保祥太郎) 枢木 睦月(CV.近藤隆)

 

17位 Just going now!!/地球防衛部(箱根有基(CV.山本和臣)、湯布院煙(CV.梅原裕一郎)、鬼怒川熱史(CV.西山宏太朗)、鳴子硫黄(CV.白井悠介)、蔵王立(CV.増田俊樹))

(美男高校地球防衛部LOVE!)

Bitter Aspirationに引き続きなんだけど、私はほんとこういうebaさんの切なげギターロックに弱い。

前も書いた気がするけど、この曲はイントロとアウトロがなく、歌声と楽器一緒に始まって終わる潔さが気持ち良いです。何より、おふざけアニメだった地球防衛部の一瞬だけ見えるシリアスシーンでいつも鳴らされてきたせいで、この曲に過剰なエモさを見出してしまう。どうしてあの防衛部にこんなエモい青春ソングが挿入歌として?ってずっと思ってたんですけど、防衛部のすごさはこういうところでベタに感傷を誘ってくるところなんだと思うのです。さらにイベントで、涙の2期発表の後にこの曲を歌われると、あれ、なんて美しい流れなんだ!って思ってしまいます。本当に本当に、本当に今年は美男高校地球防衛部にやられた一年でした。ハマるつもりはまったくなかったのにこわいです。それはまるで熱病のようでした。

っていうか「まだ今も覚めない青い春をただ駆け抜けたいから」っていう過剰にエモいフレーズは、つい最近までバイトしてたとか言う男性声優達に歌わせると、こちらも過剰に夢を見がち。そして同じ現象はSide Mでも起きがち。

 

16位 Voice of Sword/Knights(月永レオ (CV.浅沼晋太郎)、朔間凛月(CV.山下大輝)、鳴上嵐(CV.北村諒)、瀬名泉(CV.伊藤マサミ)、朱桜司(CV.土田玲央))

(あんさんぶるスターズ!ユニットソングシリーズ)

キラキラしたゲーム系音楽は数あれど、これが「あーよくあるやつだ」とならなかったのは、ひたすらにキラキラした華やかな音の中に、ぱきっとした強めのビートとか、歪んだ音が欠片のようにちりばめられていたからなのかな、と思います。どっちかっていうとリア充が聞く音楽っぽい。それぞれの音がはっきりしているけれど上品にまとまっててまさにイエスマイロード。あとこれに限らずですが山下大輝くんの音に溶け込むようでいて主張が強い歌声がわりと好き。

 

15位 マシュマロガールに恋してる/桐生開志 CV.木村良平)&具志堅晃 CV.岡本信彦

S+h ボーカル&ドラマCD

ダイエットするって決めた10秒後にチョコレート食べちゃうだめな”私”に「君が好き」というエールをくれるイケメンアイドル達、というあまずっぱい90年代っぽい正統派ポップス。まずその登場人物設定が古いドラマみたいでなごみます。サビに入る「フワフワ」とか「もういっかい」っていうふざけた合いの手も、最初はイライラしますが、だんだんこのダサさが逆にありだな……とか、まあ木村良平だしな……とかで許せてきます。

 

14位 木漏れ日ダイヤモンド/一十木音也(CV.寺島拓篤

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ クロスユニットアイドルソング)

音也くんの曲としては意外なミディアムテンポの憂いのある曲。イントロのあたたかみのあるアコースティックな音色の曲がぱたっと止んで、突然入り込むキックの音によって印象をがらりと変えて歌がはじまるところが、なんだか切なくて良いです。「幸せを積み上げてくとなぜだろ?こんなに不安で」とか「君よりも俺のほうが大好きな気持ちは上だよ/でもなんかさちょっと悔しいじゃん」だとか、音也くんにも幸せに裏打ちされたこんなネガティブな感情があったのか!っていう発見をさせてくれた曲。ずるいな~音也くん好きになっちゃうじゃんこんなこと考えてるなんてわかったら……。

 

13位 ∞ Possibilities/S.E.M(硲道夫(CV.伊東健人)・舞田類(CV.榎木淳弥)・山下次郎(CV.中島ヨシキ))

攻撃的なイントロからはじまり、ふっと浮きあがるような転調するサビが気持ち良い、文句なしに聞いててブチ上がる曲。ヨシキも歌がうまいのに、イトケンの歌のうまさは異常でしょ……。歌がうまい人にはいい曲が寄ってくる法則は絶対あると思うので今後のS.E.Mっていうかイトケンと、あとヨシキに目が離せない。S.E.Mのリリイベに、さらにライブサロンまで行って、最近完全に中島ヨシキに謎のエナジーを感じるようになってしまいました。リリイベのヨシキは場を支配していて、デキる男って感じだったし、ライブサロンでももちろんデキる男だったけど、マリオカートやってる時に内股に座ってたのがみょうにかわいくて、でも乙女殺しセリフを言うときのドヤ顔にイライラしました。でもときめいてたの……それは間違いない。

ていうかSoffiveってやっぱすごいユニットだったんだな…ってひしひしと思うのでまたユニット活動あるといいね。

 

12位 STAY WITH ME/桃越ハル(CV.鈴村健一

(ボーイフレンド(仮)キャラクターCDシリーズ)

桃越くんはクラブ通いが好きでプレイボーイなDJ男子高生のはず。歌詞も「アガろうぜさあこのビートで」なんてあるのですが、なぜかこの曲はパリピっていうには上品すぎるオシャレハウス風味です。キャラ的にアゲアゲEDMにしてもよかったはず。でも断然こっちのほうがいい。イントロから印象的なアコースティックギターの音色がたまらなく大人。最高です。鈴村さんのアダルトな声がとってもマッチしてます。

 

前編はここまで。11位以降は来週あたりに更新します。

ラウドロック苦手だったけど好きになれた曲でつくるOLDCODEXプレイリスト

鈴木達央さん、今年もお誕生日おめでとうございます。もう32歳ですか。

初めて鈴木達央さんのお誕生日を祝ったのは30歳の頃でした。いまだに2年前のあのエントリを読んでいただくことがちらほらとあるようですが、あれから2年も経ったのか…と思うと感慨深いですね。

minaminanarial.hatenablog.com

まあ、たかが2年なんだけど。あの時は、たぶん3ヶ月で飽きるだろうなって思ってたんですよね……。すっかり11/11に鈴木達央さんのネタでブログを更新する自分ルールが出来上がってしまったので、今年も更新したいと思います。

https://instagram.com/p/9I5Z4hgTug/

ありがとうございました。

 

正直に言うと、OLDCODEXが最初は全然好きになれませんでした。2年前、勢いでライブのチケットをとったはいいが、その日が来るのがやや鬱だった時もあったほど。もともとバンドは好きだし、バンギャルをやった時期や夏フェス厨みたいな感じだった時期もあってスタンディングのライブに行くことに慣れてる方だとは思うのですが、重低音響くラウドロックの類が昔からそこまで好きになれなかった……。あとはライブのノリがね、こういうの青春時代に通ってないな異文化だなって思う時が……。まあその話は今回置いておくとしても、自分から率先して聴くようなジャンルじゃなかったので、最初は戸惑ったわけです。

でも、さまざまな曲を知っていくと、実はこのバンドってラウドロック一辺倒でもないんだなってことがわかってきました。まあもともとボーカルの人が「俺はアニソンがやりたいとかロックがやりたいとか、ジャズがやりたいとか、そういうのじゃない。音楽がやりたいんだよ」って言って作ったバンドなので、OLDCODEXが標榜する音楽性は「ジャンルレス」なんですよね。

(ちなみにこの話は笑うところで私はいいと思ってる)

(あと、最近は実際ジャンルレスなのか……っていうとちょっと違うかなと私は思います)

 

そこで、今回は最初こそラウドな感じが苦手だった私が選ぶOCDの好きな曲プレイリストを書いていきたいと思います。収録元はなるべくアルバムで書いてみました。

 

1. [Blue](1stミニアルバムOLDCODEX」収録

OCDにRage Onから入った身として意外すぎた1曲。ポストロックっぽいAメロから少しずつラウドになる展開が最高すぎる。あとエモい、ラウドっぽいボーカルばかりが目立つOCDの中で一際シンプルなボーカルが聴ける曲。大好きすぎる。

 

2. optimistic negative things(3rdアルバム「A Silent, within The Roar」収録)

ゴリゴリのラウドな部分とエレクトロな部分が折り重なる変な構成で大好きです。エフェクターバリバリのTa_2さんのボーカルがまた神々しいです。

 

3. Stained me(11thシングル「Feed A」収録)

これも2番目のontみたいにいろいろなテイストのパッチワークで鵺(ぬえ)のような構成になってて好き。いろいろ詰め込まれてるわりに一貫してある切ない感じがまたよし。あれ、ラウドは苦手とか言ったわりにこういう曲入れたのか…って今私も思いました。

 

4. HEAVEN(2ndアルバム「CONTRAST SILVER」収録)

初めての武道館公演で聴いて改めて思ったけどほんとこの曲ってOLDCODEXの中で異質だなと思います。OLDCODEXってさまざまな人から楽曲提供されてるので統一感がないのは当たり前(そして、それはいいことだと思う)だけど、ここまではっきり異質な曲は他にない気がする。たぶんOCDにはパンクっぽい潔くいろいろそぎ落としてつくられたかっこよさを持った曲が少ない。過去も今も割と展開を派手に、メロを泣かせるように盛っていくような曲が多いからかな?INORANってすごいなっていう曲ですね。

 

5. cresc.(1stミニアルバム「OLDCODEX」収録)

Ta_2さんのボーカルの素晴らしさ。特に高音。声優の鈴木達央は好きだけどOLDCODEXはどうでもいいって思ってる人にもこの曲だけは聴いて欲しいなと思いました。

 

6. Cold hands(2ndアルバム「CONTRAST SILVER」収録)

R・O・Nくん楽曲の魅力はバンドサウンドと打ち込みをうまく融合させつつサビで泣かせにかかるエモさ、だと思うのですがまさにそれ、な曲。大好き。

 

7. 美しい背骨(6thシングル「The Misfit Go」収録)

この曲のTa_2さんのボーカルもやはり泣かせにかかる素晴らしい曲。シンプルな曲にこそTa_2さんの歌声の力強さがあらわれると思う。

 

8. Achromatic habit(2ndアルバム「CONTRAST SILVER」収録)

これも美しい背骨の流れを汲んでうっとりしちゃう曲。

楽曲の話からそれるけど、この曲で歌われているYORKE.さんの心象風景の話(落ち込んで下を向いているとき、自分の影が見えなくて雨が降ってることにやっと気づいた、みたいな話だったっけ?)ってTa_2さんが思春期のころ実家で夕日に向かって胸がいっぱいになって叫んでたとかって話とかぶるなあと思うんですよね。はたから聞いてると「よくわかんねーよ」ってなる感受性を二人とも持ってるってところが。たぶんきっと二人とも誰とも分かちあったことない寂しさみたいなものを知ってる二人なのかなって。

 

9. WALK(3rdアルバム「A Silent, within The Roar」収録)

ここで一気に気持ちを切り替えて、黒バスの楽しいEDだったWALKへ。これ以上ないというほどバスケアニメのEDとして最高なんじゃないかって思います。

 

10. スクリプト(2ndミニアルバム「FLOWER」収録)

最近ライブでも終盤でよくやってますよね。スクリプトの延長線上にWALKがあると思ってるんですけどこの路線の曲もっと増やして欲しいです。

 

11. Bitter Aspiration(3rdミニアルバム「pledge」収録)

「pledge」の曲にヘヴィなものが多かったので、この曲の軽さが逆にすごい印象的だったシンプルなギターロック。ライブ終盤で聴くとやたらと切なさと焦燥感がこみあげてくるので大好きになりました。

「理想に束縛されて誰かが望んでるような存在でいることはもう疲れたんだ」っていう部分を吐き捨てるように歌うTa_2さんが見られるのもよい。歌ってる人が作詞した言葉じゃないのに、本人の言葉のように聞こえることがOCDはよくある気がする。特にYORKE.さんが詞を書くようになってから。こういうのが、楽器の人が誰もいないのに二人でバンドを続けることを選択しただけあるなあと思う。

 

12. sleepy seaside hamlet(2ndアルバム「CONTRAST SILVER」収録)

OCDで一番好きな曲あげてくれって言われたら、この曲かも。

Bitter Aspirationもそうなんですけど、ほんとシンプルでともすればダサいとも言えるギターロックでもめちゃめちゃ説得力をもって聞けてしまうのはやっぱTa_2さんのボーカルによるところが大きいのかもしれない。この曲は中でも切なさが群を抜いてる。

 

13. Steal Mine(9thシングル「Dried Up Youthful Fame」収録)

  またはSick of it(2ndミニアルバム「FLOWER」収録)

ラウドロックが苦手だ苦手だって書いておいてあれかもしれないけどメロコアっぽい曲は苦手ではなかった。むしろ割と好きだと気づいたのがこの2曲。Steal Mineはもっとライブでやって欲しい。Sick of itはライブの締めとして最近定着してしまいましたが、最後にこの曲で、フロアのぐちゃぐちゃ感が最大になってみんなモッシュしだすのがいいです。ネットとかで散々ぐだぐだ言いがちなファンを抱えたバンドですが、そういうウダウダをすべて薙ぎはらうかのごとく、ぶちかまされる。もうみんなウダウダ言ってないでここでみんな素手で殴り合えば?みたいな。様々な思惑をもったいろんなファンを抱えているけど、結局みんなこの曲で燃え尽きるようにはしゃぐ、笑顔のTa_2さんが大好きっていう意見で一致するんだと思う。

 

2015年に入ってからというのも、個人的に興味の対象となる声優さんが増え、鈴木達央さん以外の声優さんの活躍に触れる機会が多く、着々とまごうことなき声豚の道を歩いてる気がするんですが、どんな声優さんの魅力に触れても、やっぱ鈴木達央さんみたいな面倒だけど愛しい声優さんてなかなかいないよなあって実感しています。今年もDiaryの面倒な感じ楽しみにしてます。こういうこと言うとほんと怒ると思うのでエゴサとかあんまりしないで欲しいけど、意外とエゴサとかしちゃうところがまた愛しいです。32歳も輝ける一年でありますように。あと正直、今年に入ってから好みの曲が少ないのでもっと挑戦的な楽曲をお願いしますOLDCODEXには。

大井町クリームソーダ第1回公演「天使のお仕事」を見た感想

男性声優に限って言えばの話かもしれませんが、声優さんがファンから評価されることのひとつに「キャラクターを降ろしてくることができる」があると思います。それは、演技において「自分を完全に消し去ること」とも言えます。「いかに自分を消し去ることができるか」は、声優にとってのひとつの評価軸で、それができることはその声優にとって、大きな強みになるでしょう。

そんな声優として活動する入江玲於奈、西山宏太朗、谷口悠の3人からなる「大井町クリームソーダ」の第1回公演「天使のお仕事」を見てきました。

https://instagram.com/p/88Bd7FgThG/

タイ料理食べに来たらメロンソーダ頼んだらクリームソーダだった、大井町クリームソーダお疲れ様でした。

 

このユニット、「面白いこと、楽しいことをひたすら追求する集団」として旗揚げされたようで、最初から演劇だけを行うために結成されたわけではないようですが、まず手始めに形にした「面白いこと」が演劇だったということでしょうか。

公演タイトル「天使のお仕事」から、"ちょっぴり笑えるキュートでハートフルなストーリー"になるんだろうな、なんてなまぬるい想像をしていたのですが、実際お芝居を見終わってみると、暗闇で突然平手打ちをくらってから強引にマッサージを受けて帰ってきた、みたいな…。痛っ、うわっ、えっ、…キモチイイ…みたいな。とにかく「なんかすごいもん体験したな…」というドキドキ感が残るお芝居でした。公演を観終わってからのほうがドキドキしているなんて体験は初めてでした。

 

ていうか、「天使のお仕事」って結局何だったの…というのが率直な感想です。

 

カワイイ、おもしろい、だけど後味がひたすら悪い

「天使のお仕事」はいくつかのコントで構成されていました。その並べ方がすごくよかった。

序盤に演じられていた「バンドのお仕事」は説明が豊富でオチがわかりやすく、まだ安心して見ていられたのですが、コントが数を追うごとに、説明が省略され、展開が不条理になっていき、毒を色濃くなっていきます。最後の「誕生日のお仕事」はまさかの不気味なオチに、小さな会場が悲鳴で埋め尽くされていたのが印象的でした。この、軽い口当たりのものから入ってじょじょに毒々しい世界に迷いこませるこのやり口には、やられた!!!と悔しい気持ちしか湧いてきません。

 

特に面白かったものを挙げていきます。

まずは、西山さん、鈴木さん、小田柿さんが「自称中身おっさんのキラキラOL」に女装して繰り広げる会話劇の「女のお仕事」。

「私みたいなサバサバしたのについてこれる女子なんて早々いないから~」「あたしなんてもう中身オッサンだからさぁ」という自称オッサン女子のマウンティングの応酬を、女装した3人が演じます。自称オッサン女子への単なる皮肉にはなってなくて、「あたしなんて1から10までオトコだから~」っというセリフを女装した男性に言わせることで笑いに昇華しているあたりがすごい。しかもその台詞を言うのが中性的で女装がバッチリ似合う鈴木さんと西山さんという完璧さ。例えばこれを女装のハマり方が弱い役者さんがやったらもう少し説得力が薄かったかもしれません。

そういえば、「自称オッサン女子」とか「女子同士のマウンティング」を毒づいた視線で眺めているのは女性ばかりなのかと思ってたんですけど、20代男性である大井町クリームソーダの人達も同じ視点を持ってるってところにちょっとびっくりしました。(後から知ったけどこれは入江さん脚本だったんですね)話は逸れますが、西山さんも防衛部のイベントで「女子同士の『えーこれかわいいー』とか怖いよね」という話をしていて、本当にこの男子達は女子をよく見てるなあと思いますし、なんていうかあんまりステレオタイプな女性観してないよね…。そういうところが好きです。

一人の女性を狙ったさまざまなストーカーが出てくる「恋人のお仕事」もよかった。ストッキングの匂いを愛おしそうに嗅ぐストーカー、彼氏じゃないのに妄想で彼氏面するストーカー、付き合ってる相手をストーキングするストーカー(アナルを舐めさせるプレイが好き)、何がすごいのかよくわからないけどすごそうなオーラを持ったキングオブストーカー、これらの4人のストーカー達が、最後に乙女ゲーの攻略キャラのようにひとりひとりBGMに乗せて名乗りを入れていくところが、おたくとしては脊髄反射で興奮する、たまらないお芝居でした。この演出自体が、声優さんがやる舞台ならではなネタですね。

声優さんがやる舞台だからこその哀愁を感じてしまったのは、「男のお仕事」も。

「この仕事に自分がやる意味はあるのだろうか」と悩む谷口さん、「お金さえ手に入れば何でもいい」と流す西山さん、「お前らも守るべきものができればわかる」と先輩風を吹かせる、小田柿さん。最近結婚したという小田柿さんが熱く仕事観を語り、いいムードになったところで突然照明がピンクになり、SMiLE.dkのButterflyが大音量で流れてきて、入江さんの秀逸な「さあさあ舐めてーこすってー揉んじゃって~」などというピンサロ風アナウンスが入り、3人はイスにまたがって淫靡な動きで腰を振る…というこの作品。

前半の、”男にとっての仕事とは…人生とは…”というしみじみとした語りのパートと、華々しくていやらしい腰振りダンスタイムの落差で笑いを産み出そうとしているだけの作品なのかな、とは思いますが、込められたもの以上の意味をいろいろと読み込んでしまいたくなる作品でした。男性声優と言えば乙女ゲーにBLに、(主に)女性の欲望に寄り添うお仕事も多々あるわけで、他人の欲望さえ満たせるスキルや資質さえあれば、もしかしたら谷口さんが言うように、そこには「その人がやるべき理由」なんてないかもしれません。類型化された、同じようなキャラクターがたくさん存在する世界なので、例え生身の人間が演じていたとしても、その声優ですら代わりがいくらでもいる世界です。そういった、人の欲望を満たす仕事に従事する人の悲哀を描いたお芝居だったようにも見えました。

でも、やっぱり一番印象的だったのは西山さんの腰つきの異常ないやらしさでしょうか。前世は本当に、ピンサロのお姉ちゃんだったのかもしれないと思うほど挑発的なまなざしと、素晴らしい腰つきにくらくらしました。

運動部の部室を舞台に、舌っ足らずで不気味なかわいさのある後輩役の入江さんが、高圧的な態度で後輩をパシらせようとする先輩役の谷口さんを、お金をもって屈服させてゆく「後輩のお仕事」。これは今回見た中で一番不条理なお芝居だったと思います。

後輩が札束の入った封筒を地面に投げ捨て、それを欲しさに先輩が人間をやめて犬になっていくだけの話で、それ以外に救いもないし説明もない。舌足らずなしゃべり方で、先輩からの命令もしれっとつっぱねる白痴的なかわいさをもったキャラを演じる入江さんにとても見入ってしまう。入江さんはこういう役がとってもハマる。かわいい、かわいくて面白い。だけど、これ観た後味って絶対良くないよね?

この、かわいいかったり、面白かったりするけど後味が悪い、というのが「天使のお仕事」で演じられたどのコントにも通底するものだったと思います。

最高に後味が悪かったのが最後の「誕生日のお仕事」。誕生日なのに彼女と連絡がとれない玲於奈さんに、誕生日を祝ってあげる友人の谷口さん、そして何度も別のお客さんの誕生日を祝うために登場する、飲食店店員の西山さん。「ちゃーんちゃ、ちゃーん、ちゃーん、ちゃーん、ちゃ~ん」という西山さんの脳天気なハッピーバースデーの歌声がコントの中でいいリズムになっていました。そのリズムにのせられて見ていると、ラストで本当にぞっとする展開へ突き落とされるっていう…。

連絡がとれなかった彼女は遺骨となっていた…というオチなのですが、バースデーケーキの代わりに脳天気な店員西山さんが遺骨を持ってきて、谷口さんがそれを、玲於奈さんに向かって「遺骨、食えよ!」って言う最後のシーン。遺骨を食べる風習というのは確かに存在するようで、バースデーケーキを遺骨に変えるという展開を思いついた入江さん、変態かもしれません。これ本当に怖かった…。西山さんの脳天気でかわいい店員さんの演技が、よりこの不気味さを際立たせていたと思います。

 

大井町クリームソーダって何だったんだろう

旗揚げ理由の「面白いものを追求する」という理念って、なんだか学生のオールラウンドサークルみたいで、「ふわふわしてんな…」と実は思ってたのですが、大井町クリームソーダが今回の公演で見せてくれた笑いは、すごく毒々しくてグロテスクで、悪意あるものばかり。しゅわしゅわ~とかってかわいいツイートで目眩ましをしつつ、とても禍々しいものを見せてくるのが大井町クリームソーダがやろうとしてる「面白いこと」なのかもしれません。そう考えるとすごく攻めたユニット活動です。

私は一時期小劇場でお芝居を見ることにハマってたことがあり、さまざまな劇団の公演を見に行ってたことがあるのですが、今回の大井町クリームソーダの公演を見ていて、思い出したことがあります。それは、小劇団にはひとり、よくわからないけど存在感に目が奪われる看板役者さんみたいな人がいて、演技の巧拙は置いておいて、その役者さんのキャラクターがお芝居を左右するタイプのものがあるということです。

そして、今回の大井町クリームソーダの公演ではまさに、役者さんのキャラクターが演じる役と組み合わさることで、お芝居を左右しているなと感じました。それは、入江さんのかわいくてグロテスクなクズな後輩役だったり、西山さんの脳天気な飲食店店員だったり。鈴木さんと西山さんの女装も、あの二人の女装でなければ成り立たなかっただろうなと思います。

ところが、冒頭に書いた通り声優という仕事においては、恐らく本人のキャラクターをいかに感じさせずにさまざまな人生を演じきるか、という能力が問われる場面のほうが多いのでは?と思うのです。つまり、このユニット活動では声優として求められることの真逆をやっているように思えます。まあ、声だけで表現し/録音し直すこともできる声優の演技と、身体まで使って表現し/お客さんの目の前で芝居を作り上げる舞台の演技って、それだけで方向がだいぶ違うのですが。ユニット活動を始めるにあたり、「主体的に面白いことを発信していく」という思いがあったみたいですが(と、ラジオで言ってた気がする)なるほどたしかに、これはチャレンジングな活動だなと思います。

とにかく客演の3人含め、独特の存在感で芝居を引っ張っていくという意味では、個性の強い大井町クリームソーダの面々のつくりあげるお芝居はとても面白いものでした。声優としての仕事に取り組むかたわらで、こうして声優とは離れた挑戦をすることで、若手と呼ばれる3人に、どんな未来が拓けるのか。その先に期待しつつ、次回公演を楽しみに待ちたいと思います。

西山宏太朗楽曲大賞

西山宏太朗さんお誕生日おめでとうございます。

アニメマシテで初めて見た時にはまったくハマる予定はなかった西山宏太朗くんに今現在、どっぷりとハマってしまい、毎日が楽しいです。いや、楽しいのかな?苦しいのかな?よくわかりません。しかし、誕生日というのに特にお誕生日会とかやる予定がない!どうしよう!と思って取り急ぎ、ブログにしたためたいと思います。

西山宏太朗楽曲大賞。

西山さんが歌った曲で、CD音源化されたものの中から好きな順にランク付けしました。もうすぐ流星隊のCDも出ることだし、これからもたくさんの西山さんの歌う曲が聴けることを願って。

 

【12位】

Why so cool?/鬼怒川熱史(CV西山宏太朗)/美男高校地球防衛部LOVE!

西山さん初めてのソロキャラソン。ですが、西山さんの細い声とロックは正直相性がうーん……という残念な気持ちがいまだ残る一曲。でも一方で、鬼怒川熱史くんのキャラソンがロックだったという事実は、熱史くんの意外性が見えて良かったと思います。

 

【11位】

漢気フルコンボ/魔の十四楽団(ディーふらぐ

正直に言うとこのブログ書くために初めて聴きました、すみません。もっと正直に言うと西山さんがどこにいるのか確認できなかった……。けど、西山さんてこういう、どちらかといえば泥臭い曲が多いんだなあと思いました。

 

【10位】

C.A.L.L.I.N.G/soffive

西山宏太朗は戦隊ソングに豊富に恵まれた声優だということがよくわかる、「スクランブル!!アニ◯戦隊」につづき2曲目の戦隊モノ曲。soffive自体は別に戦隊ではないけど…。

Aメロ、Bメロと来て、サビ!と思ったらCメロで更にまたテンションが変わる構成のお陰でサビの待ってました感が高まります。戦隊ソングとしてはシリアス寄りでサビの昭和感あるビートロック、好きです。あと「泣き声が、俺を呼ぶ!」かっこいいよねこーたろーくん!

 

【9位】

凪いだ風の交差点/湯布院煙(CV梅原裕一郎)・鬼怒川熱史(CV西山宏太朗)

何かと話題を集めがちな「うめこた」コンビの起点となった、煙ちゃんと熱史としてのデュエットソング。熱史ってそんなに声甘かったっけ?って思うほど西山さんのボーカルが甘すぎるのですが、それが梅ちゃんの硬質な声と混ざってて、いい調和がとれてるのではと思います。

いやほんと、声に限らず何もかも合わない(本人たち談)梅ちゃんとたろりちゃん、いいコンビだと思うんですよその不調和なところが。

西山さんの声質にはこっちの曲調のほうがとても合う。(ので、なんでWhy so cool?はできてしまったのか…)個人的にはこういうミディアムテンポな曲あまり好きではないんですが、イントロの二人の歌が終わってから入るホーンと、間奏に入るかわいい主旋律の音があることでかわいい感じにまとまってて、好きです。

 

【8位】

スクランブル!! アニ◯戦隊/ファンシーカレー(アニ◯ズ)

さつきがてんこもり!たろりがてんこもり!(言いたいだけ)

鈴木裕斗さんと西山さんの声って双子のようにきれいにハマるのですが、この二人の女子っぽい高めの声に、いかにもアニソンな感じの、情報量の多いガチャガチャした戦隊ソングってところがミスマッチ。まったく勇ましくなってない。でも戦隊ものにしては、低い音、太い音があまり使われておらず、かるーいアレンジなので、二人のかわいい声に合う。そこがいいなと思います。西山戦隊ソングシリーズの中では一番好きかも。

アニ◯ズほんとまた活動して欲しいよ…。

 

【7位】

絶対無敵☆Fallin' love(美男高校地球防衛部LOVE!)

これも西山宏太朗戦隊ソングシリーズのひとつかもしれません。防衛部ってアニメ自体がさまざまなネタの引用のパッチワークでできていたと思いますが、このOP曲も、いろんなもののパッチワークになっててまさにあのアニメのOPにふさわしい曲だなと思います。イントロに戦隊ヒーローを思わせる音が入りつつ、間奏はハンドクラップ入ってなんかおしゃれだし、サビはベッタベタにポップスだし。サビを口ずさむだけで問答無用に元気になれる曲。

 

【6位】

Stride!(アニ◯ズ)

西山宏太朗さん初めてのCD。A! N! I! M! A! Let's go!の掛け声が楽しい、男性アイドルっぽさ溢れるまっすぐな曲だと思います。信長さんの中2っぽい歌唱と西山さんの甘すぎる歌声が一枚の曲におさまってるのがすごいな…と今にして思うけど4人4様の歌声のバラケ方がまた「これぞユニット」って感じで良いです。

 

【5位】

LOVE FRIENDS(美男高校地球防衛部LOVE)

なんかもうこの曲は防衛部2期発表でかかった最高にエモい曲っていう以外にあまり言いたいことはないかもしれない。結構サビがおしゃれっぽい気がします。

 

【4位】

Just going now!!(美男高校地球防衛部LOVE)

好き!!!

この曲がなんといっても最高なのは、最初にイントロなしですっと吸い込む呼吸音から始まり楽器とボーカルが最初にドンと始まるところでしょうか。かっこよい。潔い。終わり方もアウトロなし。やわやわなアニソンロックですが、そういう細かいところにebaさんのロックを感じます。そして問答無用にサビが大好きです。

最初に聞いてた時は「まだ今も覚めない青い春をただ追いかけたいから」ってエモすぎる歌詞がなんで防衛部の曲になってるんだろうって思ってたんですけど、イベントで見るたびにエモい歌詞が新人声優の出世作としての防衛部に重なってきて、なるほどな~覚めない青い春だよな~と納得してしまう曲です。

って散々ブログに書いてしまうくらいには好きです。

美男高校地球防衛部が箱推しせざるをえなかったLOVE!LIVE!感想 - パノラマロジック

泣かされるつもりはなかった、声優リアリティーショーとしての美男高校地球防衛部LOVE! - パノラマロジック

 

 

【3位】

君の帰る場所(soffive)

soffiveは3曲しかないけどC.A.L.L.I.N.GもVoice of loveもこの曲も三曲三様にいい曲で、1枚の満足度が高いなあと思います。陰りのあるメロディですがサビにつれて温かみが増してくる90年代ブラックミュージック寄りのポップス。(もっとこういうの増えて欲しいですね)この曲はそれぞれのソロパートもきちんとあって聴き応えがありました。

ちなみに1番のサビで「味方でいること誓うよ」って歌ってるのは西山さんでしょうか…へ?こんな声でるの?ってびっくりしました。

 

【2位】

Voice of love(soffive)

ボイストーム7のEDでした。OPだった、C.A.L.L.I.N.Gとは打って変わったうっすらファンク風味の王道アイドルポップス。大好きだよ!!!西山さんにはこういう曲をたくさん歌っていって欲しい。C.A.L.L.I.N.Gのほうは音が詰め込まれてたのでボーカルがほぼ一色に束ねられていた印象がありますが、こちらはより5人の声をバラけさせていると思います。幸せな感じしかない。アイドルだ。

 

【1位】

Let's go!! LOVE Summer♪(美男高校地球防衛部LOVE)

さらっと聞くとまあよくあるようなかわいいサマーソングなのかもしれませんが、これも絶対無敵Failln' loveと同様にさまざまな曲のパッチワーク的な面白さがあって味わい深い曲だと思います。オールドスクールなロックで始まったかと思ったら要所要所ですっごい昭和っぽいリズムになり、たまーに顔を出すスカ。全体がしっちゃかめっちゃかなのにサビがきれいなのは奥のほうで鳴ってるピアノのせい。更にそこに乗るボーカルも、地球防衛部のわちゃわちゃグループ感が前面に出た物語っぽいつくりになってて、最高です。

2番のゆもと「助けてー!」しか言ってないんだよ主役なのに。そういうのが防衛部っぽいなと思います。

いやほんとこの曲聞くとこの夏のあれやこれやが思い出されて必要以上にエモい気持ちになります。大好きです。

 

こうして今までの曲をすべて聴いてみると、「西山宏太朗、戦隊ソング歌いすぎ問題」が浮上しますね。流星隊楽しみだなあ…。

西山さんは歌い方も声も女性的でかわいいので、Voice of loveみたいなかわいい王道アイドルポップスをこれからどんどん歌って欲しい。絶対かわいい。

ひとりラジオの「たろゆめ」で本人がかけていた「好きな曲」が「DA.YO.NE」とかゆうこりん小西康陽曲「オンナのコ オトコのコ」だったあたりにも、完全に楽曲派声優としての信頼しかありません、早く音楽活動待ってる!

最後に個人的に西山さんとカラオケにもし行けたら絶対リクエストしたい曲を貼って締めたいと思います。西山さんの24歳の1年が輝くことを願って。

 


未確認飛行体 - YouTube


藤井隆 OH MY JULIET!- 振り付け映像 - - YouTube

 

泣かされるつもりはなかった、声優リアリティーショーとしての美男高校地球防衛部LOVE!

「美男高校地球防衛部LOVE!祭」に行ってきました。

まさか、防衛部の2期発表のお知らせで泣いてしまうとは思ってもみませんでした。

 

私だけじゃないと思うんですけど、防衛部のこと「クソアニメ」だと思って見始めた人たぶんいると思うんですよ。男子高生たちがいきなり愛と正義のヒーロー「バトル・ラヴァーズ」になって怪人達をやっつける、熱い展開が皆無のゆるゆるぐだぐだギャグアニメ。美少年キャラ達のとってつけたような裸とかBL展開が溢れるアニメですよ。この説明書いててもクソアニメの香りしかしないでしょ。

 

でも、ハマってしまったんですよね…。さまざまなお約束が踏襲された、書き割りでできたようなぺらっぺらな世界の中で、ふとした瞬間にすごく腹オチする台詞があったり、キャラクターの複雑な魅力が見えたりするのが、防衛部が私の中で「クソアニメ」にならなかったゆえんなのかなと思っています。

例えば下呂阿古哉くんが、最終回で自分達を騙していた敵に対峙した時、先輩が手を出すよりも真っ先に敵を殴るシーン。絶対自分の手を汚しそうにないし年功序列なんて言葉と無縁の世界に生きてるような阿古哉くんが、殴った後で「こういうのは、一番若手の仕事でしょ?」ってさも当然のように言うわけです。こういう、たまにしびれるほどぐっとくる台詞とか展開とかあるから、「いやいやこんなのクソアニメでしょ」って舐めてかかってたらあっというまに真剣に好きになっていたのです。

 

で、まんまとその中の人達にもハマってしまったんですよね…。

防衛部と言えば、放映前からキャスト5人のニコ生「バトル・ナマァーズ」を始め、DVDなどのリリースのたびにトークイベントやお渡し会が行われ、DVDの特典映像にキャスト5人の旅行映像を収録したりと、やりすぎなくらい徹底された声優売りで、これも最初はあざとすぎて「よくやるな~」と遠巻きに見ていました。

最初は遠巻きに見ていた私がこんなに防衛部キャストにハマってしまったのは、ただただすべてが「予想外すぎる」の一言に尽きます。こちらの予想をはるかに超える形で、さまざまなところで声優さんの生身の人間としての魅力が映しだされていたことにあります。声優のリアリティーショーとしての側面が、防衛部にはあったのです。

 

最初に衝撃的だったのはDVD1巻の箱根旅行の映像でした。

本当によくある、つまらなさと面白さの微妙な境目を行ったり来たりする声優のぐだぐだロケ映像ではあったけれども、最後に仕掛けられたドッキリが、その絶妙な裏側を見せてくれたと思います。キャストの中で年長者なのに体を張って笑いをとる担当の白井さんと、キャストの中でも「細かいことに対して正論で突っ込む」ことでおなじみのきっちりした増田さんが口論をしだす、というドッキリで、「昼間のロケでの白井さんのギャグはどうあれば良かったのか」というなんとも切実で微妙な話題から出発。リアルすぎるでしょ!沸点の低い笑いのオンパレードなロケに対して厳しく斬り込むドッキリネタで、正直これ大丈夫なの?と思いました。

この時のドッキリは、ロケがすべて終わった後に行われたのですが、罰ゲームで豪華なホテルの夕食にありつけなかった梅原さんが、ロケ終了と同時にみんなと同じ豪華な夕食を食べていて、そんなところからも、「よくある声優のロケ映像」という箱庭を外から眺めている気持ちになりました。

ここでドッキリを仕掛けられたのは、5人の中で年下組にあたる梅原さんと西山さんで、梅原さんはドッキリをあっさり見抜いてマイペースに徹し、西山さんはドッキリをマトモに受けて泣いていました。この対称的なリアクションも、あらかじめストーリーだてられてるかのように美しかったですが、こうしたドッキリから二人の若手声優としての立ち位置や気持ちが見えたと私は思いました。

増田さんと白井さんがケンカし始めたときに感じたことを梅原さんは「もうこの先、仕事として割りきろうと思った」と言い、西山さんは「せっかくみんなでこの先いろいろやっていくのに、なくなっちゃうのかなって」と言いながら涙ぐんでいたのです。どちらの言葉も、程度の差こそあれど、まだ経験の少ない主演キャラを勝ち取ったこの座組に対しての思いを感じ取ることができました。

 

(私はDVDで箱根映像を見てからニコ生を見始めたので、時系列がおかしくなってるんですけど…)次に衝撃だったのは、「バトナマ」初めての公録で、最終回でもないのに和臣さんが泣いてしまったこと。最終回じゃないのに、「終わっちゃうんだと思うと…」と言って涙を流す声優さんなんて初めて見ました。ギャグアニメだし、「バトナマ」もぐだぐだなよくある声優バラエティだし、なにひとつ真面目な顔を見せる要素も、特に振りかかる試練もなかったわけですが、この涙から、視聴者が思うよりもずっとキャスト自身の中で防衛部が特別な存在になってるんだなってことを実感しました。

同じことを感じたのはキャスト5人のライブイベント、「LOVE!ライブ!」で、この時に感じたことはこのブログで書いたので割愛しますけど、ほんと、こんなに声優の人達がエモくなってるアニメのイベントに行ったことがなかったので衝撃でした。

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そして、先日8/9の「美男高校地球防衛部LOVE!祭」では、サプライズで2期の制作決定が発表されました。

その瞬間、西山さんは興奮しすぎて頭がパーンとなったのか奇声を上げて変な動きのバンザイを繰り返し、白井さんも舞台を跳ね回っていたと思います。なんていうか通りいっぺんの喜びの表現じゃなかったんですよ。喜びすぎて表現しきれなくて振り切れちゃった人の姿を見ました。

私はこの時2階席の後ろのほうで見ていたのですが、喜ばしい2期決定のニュースなのに、周囲から「グス…っ、グス…」という涙をすする音や嗚咽が。今までさまざまなアニメイベントで続編決定のニュースを聞いてきましたが、こんなに会場中が湿っぽくなったのは初めてです。

まあ、なんとなくやるとは思ってた2期決定。イベント終わった後に友達から「そりゃ声グラの表紙決まってたからやると思ってたしサプライズなんて茶番だよ」って言われましたけど、それでも、私も例に漏れず泣いてしまいました。

同じようなことをステージ上にいる福山さんも言ってました。「西山くんと別の現場で会った時に、今後の防衛部の仕事の話聞いてたら、多分2期やるんじゃないかと思ったんだよね。でも気づいてなかったみたいだから黙っておいた。ずっとそのままでいなよ…」と。

後から考えたらこの話ってちょっと衝撃で、ファンですら見抜いていた2期発表を、キャスト自身は見抜けずに、「最終回終わっても、こんなにたくさん仕事があってファンの方に愛してもらえる防衛部っていいですよね」なんて西山くんが福山さんに言ってたという事実は、ちょっとすごいなと思います。

最後の挨拶では、まさか白井さんまでもが挨拶しながら泣いてしまうような状態で、「名前のつくキャラクターは防衛部が初めてで」と言いながら作品が愛されていることの喜びを語っていました。その挨拶を聞きながら胸がきゅっと締め付けられるような気持ちになりました。

防衛部のキャストを追い始めてから、彼らの他の仕事を注目して見るようになりましたが、白井さんは本当に防衛部に出てからやっとさまざまな作品で名前を見るようになった人だし、西山さんも同じくですが、彼なんてまだ名前のつかないモブキャラを担当するような若手なんですよね。

中堅ですら、明日仕事がなくなったらどうしようと悩むと言われる声優ですから、初めての主演アニメの2期が決まるということの重みはものすごいものなんだよなあとこの時の二人の涙を見ていて思いました。

梅原さんは「こう見えても驚いてるんですよ」って言ってたの面白くてかわいかったし、さまざまな仕事がある増田さんでさえ「ずっと防衛部やってたい」と言ってたことが叶った瞬間として嬉しそうでしたし、和臣さんに至ってはまず最初に涙顔になって周りの4人に囲まれるように心配される姿がもうデフォルトになっていて、その姿が愛しかったです。

 

最終回が来るのが寂しくて泣いちゃったとか。2期があることに気づかないまま、発表されて泣いちゃったとか。そういう、こちらが感じ取るより生々しく声優さんの悲喜こもごもを見せてくれたのが防衛部の一連の声優露出だったんだなと思うのです。

人の生々しい悲喜こもごもを見せてくれるこの手法って、なんだかリアリティーショーみたいだなと思います。一見ゆるふわなバラエティ的な要素しかなかったのに、その隙間から生々しい声優さんの姿が垣間見える感じって、ギャグアニメの防衛部がふとしたところでぐっとくる複雑な魅力を見せてくることと、どこか似ています。ていうか、表向きがすぐ「どうせクソアニメだろ」とか「どうせつまんない声優のぐだぐだバラエティだろ」と言ってしまいたくなるようなものだからこそ、真剣なところやシリアスなところが際立つんですよね。

アニメを見ていると、しばしばイベントなどで「声優目的のファンはお断り」という意見に出会います。それは、恐らくは「物語」が絶対であるからです。声優さんはアニメなどの「物語」に従事する人にほかなりません。ただ、防衛部を見ていて思うのは、声優にも人間としてひとりひとりに「物語」があり、声優目的のファンというのもまた、その「物語」に魅力を感じている人なのだろうと思います。

防衛部は、そのアニメの物語と声優の物語がうまく呼応していたアニメだったのではないかと思いました。5人の声優が単なるユニットとしてデビューしていたのであれば、ここまでリアリティーショーの要素はなかっただろうし、生々しい姿を見せつけることもなかったでしょう。声優は役者として物語を支え、物語は声優5人を支えていたのです。

そしてこの2期発表の後に流されるのが「Just going now」ってのが、またずるい。

この曲、ほんとにこんなギャグアニメの挿入歌としてエモすぎるし青春じゃん、おかしいな〜と常々思っていたのですがまるでこの2期発表直後に歌われることを予見して作られたようにぴったりでした。

「まだ今も覚めない青い春を駆け抜けている」瞬間に、立ち会ってるようなきがしました。

 

ということで、2期がとっても楽しみです。でも、相変わらずくっだらないぐだぐだでゆるふわな防衛部とキャスト5人を期待しています。