パノラマロジック

オタク怪文書

2014年初現場はアニメ紅白でした

2014年最初の現場は1/19のアニメ紅白でした。まさかアイドルじゃなくてアニソンのイベントで現場初めを迎えることになるとは2014年おそろしい。でもかなり楽しかったので、以下感想を。

 

■始まるまで

代々木第一体育館に到着するとやたらたくさんのカラフルな法被を着たいわゆるモノノフのみなさんがいて、今日の客層の大半がももクロ目当てなのだなあと知る。会場に入ってみると、スタンドがモノノフばっかでカラフルなのに対し、アリーナはあまりカラフルではなくモノノフっぽい人が少ない模様。たぶんラジオなどの先行でチケとってた人たちがアリーナにいて、ももクロが発表されてからとった人がスタンドなんだろう。あんなにぱっきり分かれてるの面白かった。

ちなみに男女比6:4で男性のほうがやや多い印象でした。

アメーバが協賛してるのでボーイフレンド(仮)のCMが流れると、クロエ・ルメールのところで沸く会場。そしたらオープニングアクトガールフレンド(仮)の制服に身を包んだ井上喜久子さんが登場。学園天国を歌っていかれました。

そしてやっと司会の吉田さんとスフィアがそろって本編スタート。しかし審査員をひとりひとり映像つきで紹介30分くらい使っていて、トップバッターが出てくるまで相当焦らされました。

 

以下、印象にのこってる出演者のみメモ

 

GRANRODEO

プリライで初めて見た紀章さんの声の小ささがひっかかってたのですが、今日はすごく声が出てて、あれはたぶんマイクのせいだったのだろうと思い直しました。黒バスの話題を出して「いやーほんとスッキリしましたね」とあの事件のことをさらりと言及して喜んでるところがほんと大人力高い。「僕のところにも来たんですけどねー保管してあります」とおそらく脅迫状のことと思われることもさらっと言っちゃう。すごい。

上坂すみれ

すみれー!かわいいよー!を連呼した。ノブナガン先行上映会で見てからというものすみれが気になって仕方ない。私が男性に生まれていたら、きっとアイドルオタからいきなり上坂すみれに目覚めて「どうしてドルオタだった俺がすみれを好きになったか」をとうとうと熱くツイートしていたと思う。

そんなすみれさんの「七つの海よりキミの海」をアニメ紅白で初めて聴く。デビュー曲がこんなに華がなくて、いくらサブカル女性声優でも大丈夫か…?と思ったけどフリコピしやすいしコール的なものもできるし楽しい曲。なによりすみれがかわいい。

踊ってるときのすみれさんはきゃりーぱみゅぱみゅみたいだし、趣味全開でしゃべってるところとか、かわいいよって言われるとうろたえちゃうところとか中川翔子さんみたいに見えるところもあり、すみれさんは売れる要素しか見当たらないなーとか思った。

■スフィア

スフィアに対しては「これがキスマイの宮田が好きなスフィアか…!」という貧困な情報しかなかった。あと豊崎愛生さんがいるってことくらいしか知らなかった。けど、歌って踊る彼女たち見てたら歌うまいしかっこいいし、女性アイドル基準でいくと割と年齢高めな4人ですが、かわいい。大人を推したかったらこっちに来るよねえと思いました。

こんなにアイドルな人たちを好きな宮田さんは自分のアイドル活動にこういうキラキラ感を取り入れてるとしたら、すごいことだなってジャニオタの感想だけど、そう思いました。豊崎さんかわいいです。

あとライオンはやっぱり名曲でした。


マクロスF ライオンfull 歌詞あり - YouTube

ももクロ

ずっとももクロに対してはZがついて以降、別のアイドルになってしまったのだな、ともやもやとした気持ちでしか見れなくて、この日も最初は正直そんなに期待してませんでした。しかし、友達と悪ノリしてモノノフめいた格好をしてももクロのタオルを首にまき、「わたしは今日はしおりん推し、今日はしおりん推し…」と自分で自分に設定をつけて、律儀にしおりんのところでしおりんコールを入れるように頑張っていたら、ああやっぱ超楽しいな…ってなった。

同じ阿呆なら踊らにゃそんそんということです。本当はあーりん推しでした。

残念ながらあーりんはケガでおどれなかったけど、あーりんロボとして台車に乗って登場。ふつうこういうときって他のアイドルだとひとりだけイスに座っててすごくやるせない気持ちになるのが常だと思うんだけど、ロボ化されて台車に乗ってやってくると、もはやそういうキャラだったとしか思えないような気がした。さすが。

新しい曲しかやらないだろうなと思っていたので、ピンキージョーンズをやってくれたのでテンションが上がる。

さらにこの日まさかのBELIEVEをやってくれて大歓喜。テンションが振りきれた。BELIEVEを歌うももクロがまた見れると思ってなかった。


Momoiro Clover - Believe - YouTube

そして、最後は猛烈宇宙交響曲〜でラスト。この曲がリリースされたときも実はいやでいやで仕方なかったんだけど、あのときの自分のつまらないモヤモヤがなくなった状態で見るとほんと楽しい!サビのくるくると立ち位置が変わるダンスが好き。ももクロ現場に通ってた頃、なにが好きだったかってガツガツ踊ってるももクロが好きだったんですけど久しぶりにその気持ちを思い出した。テレビでしかももクロを見ることがなくなって、久しくそんな気持ちは忘れていた。

あとやっぱり私は花道を颯爽と歩く5人組、というアイドルに超弱いなと思った。やっぱりももクロかっこいい。

OLDCODEX

ももクロで息が切れるほど踊って、テンションがおかしくなりすぎていたので、もう帰ってもいい…とすら思えてたところに、やっとこの日の大本命OCDさんが登場。本当は白組3番手くらいだろうとタカをくくっていたのに、まさかのトリ。

でも、正直会場にたくさんいるモノノフが、けっこう飽きていた感じがあったので、ももクロが出る前にOCDがでなくてよかったな…と思いました。

Rage Onのときに会場のお客さんにペンライトを青にしろよ!という煽りを入れてたのですが、曲中だったからなのか聞こえてない人たちもいて会場が赤と青で入り乱れてました。

そしたら次のMCで「白組なんだからペンライトを消して、自分の拳を突きあげてくれよ」みたいなことを言い出すTa_2くん。拳が白だと。もしかしてそういう展開あるのだろうか、と開演前から思っていたらので、案の定という感じでした。そして従順にそれを受け入れる会場のオタのみなさん。周囲のモノノフの人たちはTa_2くんが強制するロックノリに楽しくやってる人と、ももクロ出番終わったからぼーっとしたり、または座ってみてる人の半々だった印象。

花道のところにYORKE.さんとTa_2が二人で来て背中合わせになったときはなんか鳥肌立った。普段わたしはそういうのジャニーズでいうシンメの二人でしか見たことなかったから。ボーカルとペインターはシンメだったのか!という発見。

さらに盛り上がってきたTa_2くんとYORKE.さん客席降りまでしだす。やりたい放題感すごい。いつもならここでジャニオタ的にギリリってなるけど、なんかTa_2くんもさすがにダイブしないし、アリーナを埋める男性オタたちはちょっと戸惑ってるようにも見え、面白かった。

さらに、最後にTa_2くんから「隣の人と肩くんで頭振ってジャンプしろ」という前代未聞の超難関なお題が。。。肩組むだけならまだしもさらに頭振ってジャンプしろと!?どんだけやらせんだよ!!!いや、いろいろなライブ行ってきたけど、さすがにイベントでそれ強制してる人初めて見たよ?バーカ!!!でも大好きだよおおおお!!!!!!!としおりん推しの顔をした私は嬉々として隣の赤いギャラパーを着た男性と肩を組みました。彼のほうは苦笑いでした。

代々木第一体育館でそういえば生駒里奈さんも「隣の人と肩くんで」を強制していて、「これだからエモい子は…!でも、すきだよおおお」ってなったことを思い出し、ああTa_2くんと生駒さんの熱さって同じ種類のものだったのかな…なんて思ったりもしました。ちなみに乃木坂のときは肩組むのはちょっと恥ずかしくてやらなかった記憶…ごめんね。

やりたい放題に見えたOCDのステージでしたが、思い返せば、初めて見る人が多いかもしれない客席に対して、「拳突きあげて」「頭振って」「ジャンプして」っていちいち細かく指示を入れてたTa_2くん、実はかなり考えてやってるんだろうなと思った。そういうところが好きです。

そしてその後の「副業で声優やってます(笑)」はほんといただけないギャグセンスだけど、そういうところも好きです。

■ももスフィア

おるどこで頭おかしくなりそうにはしゃいでしまった後で、まさかの、ももクロとスフィアでマジLOVE1000%!!!!!ぎゃーーーーーなんだこれ!!!!!!楽しいしかない!!!!!!!!!!プリライでトロッコで外周まわる達央さんが頭の中をフラッシュバック。紀章さんの顔もフラッシュバック。今日のイベントに歌ってる本人がいるってところが面白い。でも頭がパーンてなりすぎて、あんまりももクロとスフィアがマジLOVEを歌うことの贅沢さを噛み締めることができず、ただただ騒いでました。

■おわり

全グループの出演が終了。最後は残ってる出演者がステージに出てきてコメント。あーりんがクララになって出てきて、イスから立ちあがり「クララが立った…!」て小芝居をももクロがしていたのですが、そこでTa_2くん超にやにやしてももクロのほう見てて地味にウケてたのが印象的。ああいうネタ好きそう。

 

いろいろなものが見れてこれ以上ないくらい騒げたのでお腹いっぱいのアニメ紅白でした。