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パノラマロジック

好きすぎて胸が苦しいブログ

アイドルにもっとラップをやらせたい。KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない」感想

KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない」観に行きました。宮野真守さん目当てです。今年に入ってから男性声優現場しか行ってない…。

KREVAさんといえば前にふまけんが出るスカパーの開局イベントに行ったときもライブを見る機会があり、好きな子の出るところにKREVAあり…という変な縁を感じました。

この「最高はひとつじゃない」は、全編KREVAの楽曲で構成されたミュージカルなのですが、KREVAといえばラップでして、ラップで構成されるミュージカルっていうのが本当に楽しかった!!!!!

当たり前のように曲がみんないいし、ダンスもふんだんに入ってて楽しいし、なによりラップって素晴らしいなと。

役者の方々はただラップをやるというよりは、割と言葉に感情をこめて口語として抑揚をつけるようにラップしてて、演じるというところでは歌うことよりも機能的なのかもしれないとも思いました。

出演は宮野真守さんの他に増田有華さん、入野自由さん、あと植原卓也さん、良知真次さん、入野自由さん…とどの方もラップが専業ではなくいろいろな活動をしていて、おそらくそれぞれに熱心なファンがついている方ばかりでしたが、ラップってその人なりの技術や努力の証、あと個性や癖が垣間見えることをひしひしと実感しました。巧拙問わず、それぞれの魅力がラップによって増幅されていくところが、本当に面白かったです。

だからKREVAの音楽劇はいろんなアイドルにやって欲しいなと思いました。

特にその思いを強くしたのは良知くん。良知くんはこの日初めて見た役者さんだったのですが、出てきたときからラップがあんまり上手ではなくて、どうなんだろうな…とハラハラして見てました。

そこへアドリブでMummy-Dが「おまえ、ちょっとラップの語尾にビブラート入りすぎじゃないか」というセリフが。良知くんはそこで演じる清掃夫としてうまく切り返す、という一幕があったのです。

舞台が終わり、KREVAさんがキャスト全員と登場してそのアドリブについての補足を話していました。

「下手な人には、下手だってのが自分でもよくわかってると思うから良知くんには、よく言ってたんだよね。君、100点満点中7点だって。そしたら良知くんすごく練習してくれて、おおすごいなー!って思ってたときにDさんが言っちゃったんだよ。『語尾にビブラートが入ってる』って。いや、それも良知くんの味だよって話なんだけどさー」(ニュアンス)

良知くんのラップの下手さを隠すのではなくて、それもあえて前に出して肯定することによって良知くんのチャームがすごくわかりやすく出ていたのです。このトークのときにもKREVAさんが積極的に良知くんをいじってて、良知くんの恐縮しきりな笑顔がかわいかったです。ちなみに良知くん、ラップは下手だけど歌は超うまいので、役者としてどうか…という問題ではなく単純に向き不向きの問題なのだというのは初見の私でも思いました。

アイドルがダンスするのって、巧拙問わずその人のダンスに動きの癖とかアイドルとしてのスタイル、キャラ、いろんな要素が出るからダンスを見るのが好きなのですが、それと同じくらいラップしてるところも見たいなと思いました。できればKREVAさんみたいな座長のもとで。

そう、だから、自担にもいつかこういう舞台に立ってもらいたいよ…(小声)

ちなみに、この舞台はちょいちょい専業の方であるKREVAさんと、Mummy-Dが登場して二人でラップを披露する場面も挟み込まれてて、やっぱりこっちは圧巻。二度美味しいものでした。Mummy-Dが演技しているところを初めて見たのですが、演技うまいし、イイ声だし、でもなんとなくかわいいし、最高だなMummy-D…。

で、目当ての宮野さんですが、宮野さんてほんと器用だし何やらせてもすごいんだなってのがわかりました。テンション高い演技をするとどうしてもコメディっぽくなるのは、この人の人柄なんだなーと思ったけど、そんなデフォルトコメディみたいな人が負の感情を切々とにじませる演技が、ものすごく迫力があるんですよ。うまれもったスター性しか感じないです宮野真守…。

それと、この舞台で一番好きになったのは増田有華ちゃん。かわいいし、歌もすごくうまいし、ダンスもキレキレでKREVAの音楽劇で一番素材のよさが活かされてるなと思いました。

舞台自体も楽しかったし、舞台に使用されるダンスや曲がどの役者も引き立たせてるし、ほんといいところしかない舞台でした。来年もあるならいろんな人に勧めたい。