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ファンにキスした鈴木達央さんは私たちの下僕だったーVitaminR W6クエスト☆不良行進曲

浮気3日目のようなテンションで鈴木達央さんのことばかり考える日々が3ヶ月続いています。

そんなわけで現在、鈴木達央さんを追いかけて4週連続の現場なわけですが、昨日は大阪であった「VitaminR W6クエスト☆不良行進曲」に行ってきました。VitaminRという乙女ゲームのファンイベントです。

達央さんにハマった当初から、「Vitaminシリーズの達央のキャラソンいいよ!」「Vitaminのイベントの達央かわいかったよ!」などと先達のみなさまから言われていたこのVitaminシリーズのイベントに、半年も経たないうちに行けるとは思いませんでした。

噂にたがわず、このイベントはかなり楽しかったです。この日は、開演前に忘れ物落し物を色々とやらかしてしまったせいで、開演から30分遅刻してしまったのが残念でしたが、それでも大阪まで行ってよかったと思いました。以下、なにが楽しかったか2つポイントをまとめてみました。

 

Over30のおじさんたちの悪ふざけ感

最初の朗読劇はラスト30分しか見れなかったのですが、お芝居をしながらドラゴンボールなどのネタをちょいちょい挟みこんでわちゃわちゃふざけるイイ年の男性声優6人の姿がかわいかった…。

朗読劇の後は大喜利。この大喜利でもだいたいキャプテン翼北斗の拳キン肉マンなどのネタが飛び出し、たまにステージの6人だけが大爆笑して客席が完全に置いてけぼりをくらうという場面がありました。大喜利はこんな感じ。

 

お題:「アヴニール学園の校歌の歌い出しは?」

達央さんの回答:「それは私のおいなりさんだ」(変態仮面のイラストとともに)

鳥海さんの回答:「わたしがまだ味噌ラーメンだった頃」(ラーメンマンのイラストともに)

お題:「鍋パーティーが盛り上がらなかったのはなぜ?」

鳥海さんの回答:「キーパーが森崎くんだったから」

(この後キーパーが森崎くんのネタで大盛り上がりのステージ上、そして完全に取り残される客席)

お題:「月刊W6という雑誌があります。その特集記事は?」

達央さんの回答:「森崎くんのみりょく」※表記ママ

(魅力がとっさに漢字で書けないこのかわいさをお楽しみください)

菅沼さんの回答:「How to Sex」

(この後菅沼さんは座ってたイスを没収され地面に座っていました)

達央さんの回答:「なぜ12頭身なのか」

キャプ翼ネタ引っ張りすぎ)

お題:「W6のスマホが発売。その説明書には何と書いてある?」

達央さんの回答:「森崎くんの正しい吹っ飛び方」

(森崎くんのネタ引っ張り過ぎてややウケしかとれない達央さんのかわいさをお楽しみください)

鳥海さんの回答:「オゥー」(キン肉マンのイラストともに)

(これ文字にするとすげーつまんない…鳥海さんもたいがいキン肉マンネタ引っ張りすぎなんだけど鳥海さんの繰り出すものすべて切れ味良すぎて全然すべってなかったんですよすごい)

岸尾さんの回答:「ここ、敏感」(スマホのイラストの左はじ部分を指して)

達央さんの回答:「色移りする場合があります」

(すみません、この回答だけ意味わかりませんでした…)

 

と、文字にするとつまんないものばっかりなんですけど、あの瞬間あの6人がステージではしゃいでるの見たときはすごい面白かったんですよ…ほんとに。

最後の挨拶でもこんな団体芸が2回繰り返されていました。

菅沼さん「(会場のお客さんがいつからVitaminシリーズのイベントに来てるのか挙手させようとして)Vitaminの、X、Z、それからY…」

岸尾さんプロゴルファー猿じゃねえか!」

達央さん「ワイは猿やぁー!」

文脈無視して文字にするとすんごい面白くないことは重々承知ですが、こういう再現性のないしょーもない笑いをわちゃわちゃイイ大人の男性声優がやってる姿がほんとかわいかった。アイドルでもバンドでもいい年の大人の男性たちがよってたかって悪ふざけする姿ってなんであんなに愛しいんですかね。

 

鈴木達央さんが超絶アイドル、じゃなくて私たちの下僕だった

W6メンバーによる朗読劇のさなか、ひとりひとりのキャラが先生(この乙女ゲームのプレーヤー)に甘いセリフを囁く場面になった時のことでした。達央さん演じる一真の出番になったときに、達央さんは一瞬、キャラから離れて「ピンポーン、ここでお客さんに朗報です。この中で目隠しされる人がいます。通路側のお客さん、ラッキーだと思ってください」と一言いうと、また一真の声に戻り、客席の中へ颯爽と降りていきました。

そして、「せっかくだからカメラさんに抜いてもらいやすい子がいいなー」と言いながら前列中央のほうで、通路側お客さんの横に立ち、正面から片手でこめかみをつかむように手のひらをあてて目隠し。目隠しっていうかアイアンクロー。そして、今目隠ししてるのは誰だと名前を問いかけて、そのファンの方に答えさせた後、「ご褒美だ」と言ってその人の頭に手を乗せて、手越しにキス。

ちなみにこのレポが一番忠実でした。

鈴木達央さんが観客の女性に目隠し→女性の頭に手を置く→置いた手の甲にキスというすごいファンサービス!|にじめん 女子アニメ情報サイト

言わずもがな、会場中が発狂せんばかりの悲鳴に包まれました。もちろん私も胸のざわめきが止まらなかったですよ!うらやましすぎたよ!

また、その後の歌コーナーでは自分が身につけているサングラスを客席に投げ捨てるこにはじまり、持っていたペンライトも投げつけ、一番最後の曲ではあろうことかしていたネックレスをひきちぎって客席に投げ入れてました。

ほんとにホイホイもの投げすぎだし、ファンサ過剰すぎるんですよ鈴木達央さん!!!!!!

アイドルの男の子のファンサービスはいくつも見てきたけど、こんなに過剰にその身をさしだすようなファンサービスって見たことなかったです。その一挙手一投足が、女性から愛される対象として見られることに意欲的すぎて前のめりだったのです。自分の商品価値をわかりすぎてる!!!!

でも、はたと思い当たるのは、目隠しされたお客さんへのエクスキューズ。

「一真だったらこうすると思う。君は悪くない」

だからあの場にいたのはやっぱり一真だったし、キスされたのは固有名を持った女性ではなくてVitaminのプレーヤーである「先生」にすぎなかったのですよ。

だから、あれは鈴木達央さんが女性に対してどう見られたいか?を考えて振舞ってるんじゃなくて、一真がどう見られたいか?を考えて振舞っていたと思うのです。達央さんの自意識と完全に切り離された状態で、それが行われていたように思います。

思えば、声優ではなくバンドのボーカルとしての役割を持って活動しているOLDCODEXでは見られることを意識してやってるようには見えません。たまにアップされるOCDのTa_2としての写真はいかつい変顔ばっかりで、とても女性から愛される対象としての自分を内面化している人には思えないのです。

この人が「愛されるイケメン」として自分を内面化するのは声優としてそうしたキャラを演じているときだけ。そして、そのときは「自分がこんなことやったら恥ずかしい」とかそういう自意識がまったく邪魔してなくて、なんのてらいもなく愛される対象としての男性を演じることができている。

アイドルや俳優などの映像を伴って見られる仕事をしている男性に比べれば、達央さんのルックスは10人中10人すべてがいわゆる「イケメン」だって評してくれるものではないと思います。声優さんは本来裏方で演じることが役割であり、見られる仕事ではないからです。

しかし、見られる仕事ではないはずの人が、見られる人物としての「イケメンキャラ」を演じることによって、見られる存在に近づこうとする。そうした試みの果てにルックスを超えたかっこよさを一挙手一投足と声だけで成立させるところに、達央さんのなんとも言えないかっこよさが詰まっていると思いました。

キャラに徹することで自意識をなくして振舞う、というのはある意味観客の要請に100%屈服することに似ています。一真としての達央さんがステージを去るときに甘い声で、「またな、下僕♡」と一真の決まり文句を客席に向かって放っていましたが、実は達央さんこそが客席にいる私たちの下僕なのかもしれないと思えて、帰りの新幹線でにやにやしてしまいました。

ちなみに、私はジャニオタとしてアイドルの人たちは全方位的に愛される自分を内面化していて欲しいし、キャラに徹して初めて愛される存在になるよりは、そのままの自分で愛される振る舞いをして欲しいので、ここらへんが声優さんに感じる魅力と異なるのだなと思いました。

アイドルはファンの下僕ではなく、ファンである私たちがアイドルの下僕でありたいのです。そこらへんが、同じ胸キュンセリフを発しても、魅力がまったく異なるラブホリ先輩の中島健人くんと、鈴木達央さんの違いなのだなと思います(個人的に)