パノラマロジック

オタク怪文書

PANDORA organized by Aile The Shota 3/28 Zepp Hanedaの感想

発表された時からちょっと楽しみにしていたATSさんのオーガナイズイベント第3弾「PANDORA」に行ってきました。

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天空橋で撮影した写真、これしかなかった。頭上を通る飛行機。

 

ショウタがTHE FIRSTを受ける前から繋がりがあったアーティスト達を呼んだという今回のイベント。直前のラジオでショウタが「アイルザショウタがイケてる理由はその日にある」っていう台本かっていうほどかっこいいセリフを言ってたけど、終わったら納得しちゃった。

Coockie PlantとVividboooyはショウタがダンサーのコミュニティにいた頃に、同じくダンスをやっててアーティスト活動に移行していった人達。彼らの背中をみて自分もアーティスト活動をしていたということだったけど、本当にそれぞれに自分のスタイルがあってかっこよかった。

特にCoockie PlantのMaddy Somaがめちゃめちゃかっこよかったな…。見た目のアイコニックさもあいまってもうなんかオーラすごかった。


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なるべくオタク活動の中で思ったことを精緻に言語化したくてブログを書いているので、ここで好きなラップを恥ずかしさをしのんで言語化すると、ラップって言葉であると同時に楽器のような歌唱法だと思っている。楽器っぽさと聞き取りやすい言葉が高い次元で両立してるラップが好きなんですよね。まさにそういう、私の好きなラップ。

Maddy Somaをこの距離で見れて好きなだけ踊れた現場はこの日以外もうないでしょうね…。日本のヒップホップが割と好きでここ数年意識して聴いてるけどやっぱ若くない人間に現場はなかなか行きづらい。行けてWWWとかで大々的にやるリリパ、くらいだし行っても若い男性たちのモッシュとかに潰されるのこわいからそっと後ろの方でいつも隠れるように見てる。でもPANDORAはほぼ女性客しかいないので、安心して前のほうで見れるのでこういう機会ありがたいなと思った。

安心して盛り上がれるといえばTHE SPC BOYS CLUBがチーム友達流して踊ってたのも楽しかった。歳をくったアイドルオタクから3歳の子どもまでみんな踊りたくなるチーム友達。

あとBleecker Chromeもよかった。

トラップから2stepに移行する曲があってかっこよかったけど音源で見つけられず。あれ気のせいだったのかな…。

この曲よかった。


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そういえば開演前のBGMをShazamしてたらずっと2017、18年のUS R&Bだかヒップホップ、ほぼクリスブラウンだった。私は全くこのあたりの音楽に明るくないんだけど、SMSの3人がしつこいくらいにクリスブラウンをフェイバリットに挙げ、ことあるごとにかけるのでだんだん親しみを刷り込まれていく…。

edhiiiboiを見たのはBMSGフェスぶりだったけどどんどんBMSGの子だなあというライブになってていいなと思った。背後の一段あがったDJブースで社長やショウタが見守ってたけど、始まるまえに社長とショウタが二階席にいるソウマナたちに手を振ったり、社長がハンドサインで「S」の字つくったりしてて、学校行事にきた父母と子供の雰囲気をかんじた。ファミリー。

そして一番見たかったShow Minor Savageなんですけど、なんかすごく不思議な気分で見ていた。

この日整理番号が思いのほか早くて4列目くらいで見てた。今までで一番ビーファを近くで見たのはぴあアリーナの4列目だったので、Zeppサイズの4列目はたぶん自分史上いちばん近い距離なんじゃないだろうか。

でも不思議なことに「BE:FIRSTのソウタとマナトをこの距離で見た!やばあ!」という感慨があまりなく、Maddy SomaとかVividboooy、Bleecker Chromeを見たあとに出てくると「いやー今度出てきた人たちはなんかやたら顔がきれいですね…誰だっけ、主催のショウタくんの友達たちで…さっき出てきたケンヤくんの中学時代の友達、かわいいね」みたいな。妙な落ち着いた気持ちでステージに出てくるSMSを見てしまった。

だっていつもと環境が違いすぎるし!いつもアリーナサイズの会場でしか見てないし!脳がいつもと違う認識をしていて不思議な感じ。

でも、ずっとこういうフラットな存在として一度見てみたかったんだよなとも思った。BE:FIRSTとして大きなものを背負って大きなステージでみるソウタくんやマナトくんもかっこいいけど、自然体で好きな音楽をやってるただの若者、っていうソウマナ。

そういう中でみるShow Minor Savageって、やっぱり華やかでポップなユニットなんだなと思いました。THE FIRST FINALだとかBMSGフェスで見るとSMSは軽やかで自然体で飾らない人たちだったけど、やっぱ隠しきれない華やかさがあった。

新曲の「Ocean」がヤバかった。ソウチンがノリノリで作ったんじゃないだろうか、Oceanなんて。特にびっくりしたのがシンガーとしてのソウタくんの成長ぶりと、ソウタとショウタが声を重ねるパートの素晴らしさでした。

この二人ってTHE FIRSTのオーディションでは、ダンサーコミュニティの中から出てきた者同士で仲良くなっていたけど、こうしてアーティスト活動をする中でシンガーとして二人の力を合わせる瞬間がくるなんてね…時間の流れって素晴らしいよね。もちろんその長い時間の中でさまざまな経験と研鑽をつんだ二人がいてこそなんですが。

ステージでもソウタとショウタって仲良さそうに触れ合ったりなんだりしてて、もっとこの二人の様子を見ていたいなと思いました。

でもほんとに、不思議なほどに近くで見たからこそいつもと違ったものが見えたかというとそういうのが全然なくて、あれは夢だったのだろうか…と思う。アリーナツアーで最前列とか入ってたらたぶん一つ残らずこまかく凝視してやるぞ!という気持ちで見たでしょうが、肩肘張らずに一緒に盛り上がろうという気持ちで見れたのは貴重だったかもしれません。

そういえば、マナトくんがお客さんに対して「みんな目当ての人がいると思いますが…」的なことをちらっと言ってたのも印象的だった。もし今後があるなら、SMSをよく知らないお客さんが多いところでもパフォーマンスできるといいね。

 

最後に出てきたAile The Shotaさんの「J-POP STAR」は、一段と曲で歌いたいことが体感で伝わってきてとてもよかった。

VLOTのバリバリにヒップホップのビートにのせて「見りゃわかるだろJ-POP STAR」って半ギレで歌うの、無茶苦茶すぎんか?と、もともと好きだったけどさらに好きになっちゃった。今日のイベントみたいに、アンダーグラウンドとメジャーをつなぐ稀有な存在として輝いてるでしょう?っていうショウタのボースティング。

ATSさんいくつか新曲やってたけど、藤田くんが参加したアマピアノみたいなやつと、Maddy Somaが参加して二人の昔を歌うやつ(はじまりは渋谷…的な)よかったねえ。人との縁が音楽にどんどん昇華されていくアーティストだよね。人との縁を大事にするからアンダーグラウンドとメジャーを繋ぐっていう、人があまりやらない難しいこともできちゃうのでしょうね。Aile The Shotaがイケてる理由を見せつけられたイベントでした。

BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”東京ドーム2日間の感想

仙台で見た、Mainstreamが終わってガッツポーズしながら階段を登っていく、ソウタくんの後ろ姿。その先を見届けに東京ドームに行きました。ネタバレありの感想文です。

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 <3月2日>

1日目はほとんど細かい記憶が飛んでて感想中心…。

1曲目のGifted.

アリツアとほぼ同じ映像が流れた後、ビーファーストたちがこれから目覚めるというタイミングでGifted.のMVの冒頭が流れ「すべてはあの日から決まっていたことだった」というセリフと共にステージの幕があいてGifted.が始まる流れに鳥肌がたった。

2021年11月からこの日にかけて、丁寧に作り込まれた物語を、自分の体験こみで見せてもらえた。なんて幸運だったんだろうと思った。

たった3年前だし、もともとテレビで放送されたオーディション番組の出身だったし、東京ドームでできることはあまり不思議なことではないかもしれない。けど、あの頃少なくともわたしは結構ビーファーストとSKY-HIに対して懐疑的だったな。まず知ってる人やフォロワーでビーファ好きな人に全く出会わなかったし。確かに人気者ではあったけど、こんなにも勢いがずっと続くと思ってなかったし、クリエイティブファーストとかそういう姿勢をいつまでも続けられるもの?などと考えてました。でもビーファは3年足らずでここまで来たし自分は予想外にもこんなにずぶずぶハマってしまった…。

「決まっていたこと」だと言われようが、観客はこの東京ドームが、大きな見えざる力によって与えられたものなんじゃないことを実感しているでしょう。奇跡的にすごいメンバーが集まって、努力と時間をかけることで成し得たものだって肌で感じてると思う。だからなおさらあのセリフが響く。生身の人間たちが、自分で作り上げてきた「運命」によって今この瞬間があるんだなと思った。なんてものすごいストーリーに立ち会えてるんだろう。

ステージから噴き上がる火柱の中でみるGifted.は、TFFで初めてBE:FIRSTを見たときの高揚感を思い出させてくれた。レオくんの「どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう」は、リリース当時ものすごいボースティングじゃんと笑ってたけど、ドームで歌われちゃうともう笑えないなと思った。

Smile AgainとShing One

センステがムービングステージになっていてお客さんの頭上を通ってバクステの位置まで移動してきたの見て、うわー!ドーム公演だー!!!と感動しちゃった。わたし初めてドーム公演見たのが嵐だったので…嵐さんといえば松潤が考案したと言われているムビステ。ほかのアーティストでも見られる演出だけどこれを見るとドームに来たんだなという実感がわいてくる。

移動するステージのうえでスマアゲを踊っているときのマナシュンがめちゃめちゃニコニコしてた。踊りづらいのもあったのかもしれないけど、楽しくて楽しくてこらえきれない!みたいな笑顔だった。

社長サプライズ

Shining oneが終わったあとに、初日限定で、スタジオでセルフでカメラを回しながらメンバー一人ずつ社長への感謝の言葉をのべてていくサプライズビデオメッセージが流れた。レオくんの「ベスティのみなさん3分間だけ僕たちに時間をください」言葉から始まったそれは、完全にビーファとSKY-HIだけの時間だった。

それぞれの言葉の内容はあまり覚えてないんだけどレオくんの「居場所がなかった僕に居場所をくれてありがとうございました」という言葉が重かったな。5万人もいるなかで、言葉を選ばずにいうと「オレたちと社長」の内輪ノリを展開するのすごい。それができるのがBE:FIRSTだなと思った。THE FIRSTがあって、ファンはずっと社長とメンバーの交流の一部を見せてもらっていたからこそ、ここでドームのスケールを感じさせない個人的なサプライズビデオメッセージが出てくるビーファーストかわいいなと思ってしまいました。(サプライズくらった社長のデレデレぶりをこのあとのアキテクのインライでみて、こういうののために月5千円払ってるんだよなと思った)

で、その後に披露されるTO THE FIRSTはエモの極み。ああ運命。また運命。人力で、血と汗と涙でつくられた運命だったんだなって。

Grateful Pain、Kick Start

レオくんの「目の前で光る瞳は間違ってないから」の部分にいつもくらってて、アリツアのレオくんはなんて諭すような歌い方になったんだろう、間違ってないことを知ってる人の歌だなと思ってたんだけど、初日ドームのこの部分は一層レオくんの思いがのってるように聞こえた。もう一度自分に歌ってるように聞こえたな、間違ってないからって。

フロートに乗って始まるKick startがTHE FIRST合宿のTeamA、B、Cのコラージュになってたのもすごくよかった。フロートに乗るメンバーを双眼鏡で見てたら、背景にスタンドの無数のお客さんがいて、その絵がすっごく、ドーム公演に来たんだなと実感させてくれた。無数の人の壁を背景にしてメンバーを見るのってたぶんドーム規模じゃないとなかなかないことで、初めてドームでライブを見たときの感動をまた思い出した。ドームでライブ見たことはもう何度もあるけど、最初に見たときのような新鮮な感動をなぜか呼び起こしてくれるよビーファースト。

Great MistakesからBye-Good bye

グレミスでメインステから花道を7人でダッシュするところがあったけど、私こういう規模のコンサートで一番と言っていいほど好きなのが花道ダッシュなので、ドームで7人がダッシュするの見れて胸がいっぱいになった。ビーファは花道ダッシュが似合う。花道って規模の大きな会場じゃないとないもので、走るっていうのは原始的な遊びで、その瞬間のメンバーの笑顔とかがたまらなく好きだなと思った。

BGB終わりでバクステでMCしてたけど、「ドームですよ!」みたいな感じですっごくソウチンが興奮してて、バクステからぴょんと飛び降りてスタンドの下まで行ってスタッフが焦ってたのが微笑ましかった。あの時のソウチンは本当に遠足で列からはみ出て好きなところ行っちゃう小学生みたいだった。「ほらースタッフさん困ってる」ってレオくんかリョウキあたりが言ってて「彼はそういう子なんでね…」とマナトがぼそっと言ってたのいいソウマナでした。

この日のMCほとんど覚えてないけど、リュウヘイくんが「気合いがみんな入ってるからメンバーも勝負パンツ履いてるんですよ。シュントとレオくんが同じ勝負パンツ履いてる」って言っててレオくんが「違うよ!俺がいつも履いてるメーカーのをシュントが今日履いてるだけ」っていうパンツ事情がなぜか披露されたのがおかしくて印象に残ってる。あとレオマナが珍しく二人で歌っててモニタに映されててにっこりしました。

ラストひとりひとりのMC

シュントくんの「音楽やめなくてよかったー!」とかソウチンの「7人が大好きでーす!」とか、感情がすごくほとばしる言葉で、本当にこの人たちの大切な瞬間を一緒に迎えてるんだなと思った。リュウヘイくんの「僕の人生を宝物にしてくれたみなさん」て話の"宝物"というワードと笑顔が本当によかったな。

マナトくんはみんなとちょっと違って、エモ溢れるというよりは楽しくて楽しくてハイになってる顔で「東京ドーム楽しかったです」と早口で話し始めたのが印象的だった。「ドームまで早いねと言われるけど、このペースでドームをやる責任が僕らにあった」的なことを言ってて、冒頭の「あの日から決まっていたことだった」に通じる、かなり頼もしい人だと思った。

リョウキさんは「ずっと一人で芸能界にいて、俳優をやって、一人で世界に行こうと思ってたけど、この6人に出会えたのが予想外でした」という話で、志が高い人が同じく志の高い仲間に出会えたことが素晴らしいなと思った。レオくんは、前に「ライブ中は泣かないようにしてる」と言ってたはずなのに、喋る前からもう涙が止まらない様子で、無言で目を伏せながらはらはらと涙をこぼしていた。会場中もあたたかく笑ってたし、流す予定じゃなかったと思われるその涙はめちゃめちゃ美しくて、「ちょっと待ってよ!泣かないって約束だったじゃん!」と心の中で叫んでもらい泣きしました。あの頃の自分の夢が叶った、ここにいてくれてありがとうございます、という気持ちの伝わるMCだった。

最後のジュノンさんの言葉がわたしは一番ビーファーストに言ってほしかった言葉かもしれないなと思った。「そんなことを叶えるのは夢だとか、奇跡だよと言われるかもしれないけど、それを叶えるのは必然だったと言わせられるような存在になる」と。ビーファースト、たまにデカすぎる夢を口にするので「さすがにそれは…」と思うことが多々あるんだけど、そういうのをラッキーではなく現実にできるだけの存在になるってことなんだよね…まだしばらくビーファーストのこと見続けたら面白そうだなと思いました。

あと最後になったけどこの日のGrow Upでレオマナ向かい合ってたところやっぱレオくんとマナトで笑ってるっぽく見えたな…。(そこばっかり気にしてる人)

<3月3日>

見たこと箇条書きで…!(落差…)

・Mainstreamのインターネットのところでにらめっこするリョキマナがドームでも健在でよかった。あと序盤でソウマナがアイコンタクトしてるの見た。Mainstreamって笑顔になるタイミング少ないけどあの曲でメンバー同士アイコンタクトとってるのチーム感あっていいよね。

・ミリビリでマナリュウが楽しそうに顔見合わせてるのも見た。ミリビリってマナリュ率高い気がします。ソウマナもたぶんアイコンタクトしてた。

・Be Free前にフロート乗り込むところでリョウキさんにいつものように「この乗り物はなんて名前?」とふられて「えー、えーと…」と焦るマナちゃん。「まだ時間あるよね?」と考えるそぶりを見せていたがしれっと「Tell me baby」と歌いはじめて、まさかの名付けせず!で終わった。

・Momentでなんかソウシュンが楽しそうにしていた(とメモに書いてあったのですが具体的にどこでというのが思い出せない…)まなちゃんが「誰といたかのほうが大事」「君とずっといたいんだ」のあたりで後ろにいるジュノンさんさしてた気がする。ジュノマナ!

・Spin!で壁突き破ってでてくるリョキマナカートかっこよすぎ。アリーナ埋もれからは、カートに立って乗ってるメンバーの頭がちらっとしか見えないんだけど、ソウチンが顔だけ見えた状態でめっちゃ素早く通路を過ぎ去ってくのちょっと面白かった。

・スマアゲでムビステ乗って後ろに向かっていくビーファたちの背中を見てたら後ろのほうでマナリュウが笑い合ってたり、レオマナが後ろでシンメになるときににこにこしてたりで、正面にいる人たちから隠れて笑いあってる感じがよかった。

・Shining oneの間奏だったと思うんだけどリュウヘイちゃんがMC。「仕事でも学校でも趣味でも、つまずくのはあなただけじゃないです。僕たちもつまずいて、その悔しさを音楽にします」的なことを言ってたんだけど、次の言葉がうまく見つからなくて探してるようなそぶりにみえて自分の周りだけかもしれないけど「がんばれ…!」って空気になってたのがよかった。

・この日は社長サプライズがなく通常の流れだったんだけど、Shining Oneで掲げた人差し指がモニターに大写しになって、そこからTo The Firstになるのエモかった。

・ビトゲでレオくんめっちゃ舌出してた気がする。ここに限らずレオくんが舌出してるのをよく見たけど遠目から見てはっきりわかるほどレオくんの舌でかいな…と思っていた。

・ドームでも勢い増してるScream。マナトくんがもはや悪魔のような感じだった。

・グレミス(たぶん)でリュウヘイにいつも絡まれては「はわわわ」みたいな感じになってるレオくんだったけど、この日はリュウヘイに絡まれる前にリュウヘイのことを「どうだ!おいこいよ!」的な挑発的な目で見てて、リュウヘイが逆に焦ってて面白かった。その後のジュノマナタイムではジュノンさんとマナトくんが肩組んでおでこくっつけて歌ってたんだけど、距離の近さに怯んだら負けだと思ってる二人の張り合いみたいなものを感じた。

・BGB後にMC入るところで「ってばよ」「てばよ」とリョキマナが口々に言っててシュントくんが「アニメの見過ぎだよ」と突っ込んでた。リョウキさんが「再放送見てるのバレちゃう」と言ってた。

リュウヘイくんの「この衣装のうしろのペイント、マナトと一緒くらいかっこよくないですか?」ってやつ笑った。現地で聞いてたときはペイントのところ聞き取れなくて(だってペイントと比較してると思わない)よくわかんないけど突然のマナリュウ!と思って見てました。あとでTwitterで教えてもらいました。

・シュントくんから無免許なのにドームでカートを爆走させてることを指摘されたまなちゃんが「公道じゃないからいいんだよお!」みたいなことをなんかのキャラっぽく言ってたのかわいかった

・バンドメンバーの話題の時にさらっと言ってたけどレオくんとマナトくんとバンドのドラムのシュンくんは一緒にバスケしたらしい。

・ひとりひとりのMCで印象に残ったもの。シュントくんの「消えたくなった時もあったけど、もう一度生まれ変わるなら俺になる」シュントくんでも消えたい日とかあるんだ…と思った。

・ソウチンの「おれシュントの笑顔系のMC弱いんだよな。ほんとかわいいですよねシュント」というしみじみとした感想よかった。あと「この6人ってほんとバカなんですよ、俺もバカで」という言葉に7人の誠実さとか天真爛漫な感じとかとにかくビーファのいいところがつまってる気がした。

・マナトくんが「この7人って一度も喧嘩したことないんですよ」って仲の良さを語ってたんだけどその隣でニヤニヤしてたシュントが何考えてたのか知りたい。マナトくんの「僕たちを作り上げてくれたのはベスティのあなたたち」という言葉に、なんかほんと傍観してるだけなのに気づけば巻き込んでくるよね…!と胸が熱くなってしまった。

・リョウキさんが「誰一人置いてかない、ついてこいよ」って力強く言ってたのがこの日は一番印象にのこった。アリツアからずっと、会場の遠いところにいる人とか、いろんな人への配慮を欠かさなかったリョウキさん。ドームでも「視力が8.9」とかジョークをまじえて遠くの人まで全部みんな見えてるぞ!としきりに叫んでたから、本当にそういう思いが強いんだなと実感した。

・Messageのマナトくんの落ちサビの「はなせやしない君を」のところ、アリツアでも十分すごかったけど、ドームで聴いたこの部分は一層切実さに溢れてて、すごかった。マナトくんは、技術的なところが前面に出るタイプだなといつも思ってしまうけど、その土台の上でおそらくシャイだと思われるマナトくんの熱いエモーショナルな部分が歌に迸った時の威力はものすごいよね…。

Masterplanについて

アリツアでアンコール的な立ち位置におかれていたMainstreamが2曲目に入り、じゃあラストは何で締めるんだと思ったらまさかの新曲「Masterplan」初披露でびっくりした。

Masterplanは和の音を基調とした、ドリルビートの曲、という印象だった。最後に桜色の紙吹雪が出てくるところからも、ビーファーストなりの春ソングなのかな…と思った。

New Chapterには、控えめながらドリルビートの特徴的なスライドするベースが鳴ってて(恥ずかしながら今年に入って気付いた)、Masterplanはそのベースが隠れてなくてけっこう派手に鳴ってる印象だった。そのうえで歌の乗せ方のリズムが速めだった気がして、踊らせにきてる!と思った。かっこいい。


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ドリル自体はヒップホップの中ではもうぜんぜん珍しくないビートだけど、ヒップホップの中でのサブジャンルとしてのメジャーさとは裏腹に、日韓ボイグルの中ではそんなに普遍的になってない印象がある。(ぱっと思いつくのサイフィさんのTemperatureくらい)

BBBの引用元が00年代、Mainstreamの引用元が10年代ときて、Masterplan、都市設計とか大きなものごとをつくりあげるための「基本計画」と銘打たれた曲では引用元が2020年前後と、現行のヒップホップが強く意識されていて、今後もヒップホップをやっていくぞ!っていう意思のあらわれなんでしょうか。

そもそもライブタイトルMasterplanてすごいよね。ビーファーストにとっては、東京ドームは基本計画のうちという。ここからが本当のチャレンジであって、計画を立てたら実行フェーズはどうなるんだろうと思ったら今後が楽しくなってきた。

余談ですがMp聴いてから、ドリルビートって結局なんなのよ?と思って解説動画をすごい見たんですけど作り方動画がとても面白かったので貼ります。


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BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream 仙台2/24の感想

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札幌で私的オーラス!悔いなし!と思っていたのにやっぱり仙台に行きたくなってしまい、運良くリセールがとれたのでオーラスに参加してきました。今回も見たこと、感じたことをまとめます。

Boom Boom Back、Milli-Billi、Move on

上から吊り下げられたステージに乗って降りてくる時の、あんまり派手に動いちゃいけない(たぶん)けど、体を音楽に揺らしながら、これからかますぞーみたいな感じを出すところ好き。特にここのレオくんどんどんヤンチャさが増していてイカつく舌を出したりしてかっこいい。

Milli-Billiはフリーで入り乱れるから、早いとこの段階でマナちゃんが誰かとアイコンタクトしてるところ見れたけど、この日はリュウヘイと笑ってました。こそっと喋ってたように見えて、リュウヘイがリラックスしてステージに立ってる印象があった。

Be Free、Moment

いつも会場の元気チェックという名のコールアンドレスポンスを担当していたのはジュノンだったけど、前日のレポで調子が良くないと話していたのが続いているのか、この日はマナトくんが担当。マナちゃんが煽り担当なの珍しい。荒々しいけど「盛り上がれますか!」「いけますか!」と終始敬語煽りだったマナトくん。トロッコもオーラスの最後まで名付けをまっとうしていた。

Momentのトロッコを交換するときに、レオくんのいるトロッコにマナトくんが乗り込んできて、レオくんが自分の背後にいたマナトくんの肩を触ってて、ハグとタッチの中間?みたいな動きをしていた。レオマナでした。

Softly、SOS、Don’t Wake Me Up

マナトくんのSoftlyを凝視できる時間、幸せだったよね…色気の権化。神に捧げるSoftlyだよほんとに…。SKY-HIは、人は聞いた音楽しか表現できない的なことを言ってた気がするけど、Softlyを歌って踊るマナトくんは何でできてるんだろう、どういう経験をしてきたらこんなに凄まじい色気を20代前半で出せるんだろうと不思議な気持ちになる。神に魅入られた表現力。たしか「君のそばにいたい」のところだと思うけど指くいっとやる仕草がすごい。

SOSも同じくだよ!ダンス素人で恐縮なんですけど、マナトくんの踊りって、掃除でいうと四角いところを丁寧に四角く拭く、みたいな感じじゃないですか。そういうマナトくんのスタイルとSOSのコレオって相性がいいよね。

あとSoftlyとSOSはレオくんの歌も本当に好き。マナトくんは切れ味が鋭いシャープな感じの歌だけど、レオくんは深みとか太さがある中にやわらかくて繊細な部分がある歌唱をする。その対比がいつもいいなと思うのが「二人飲み込んでしまうくらい熱く濡れ落ちた溝は深い そっと触れたら違う世界 名前すら忘れてしまいたい」のところ。レオくんのパートは単語だけ抜き出すと結構強いんだけどレオくんが歌うと上品で、レオくんの美しい流れを、マナトくんが鋭く切り返すのがいい。

DWMUのマナトくんの歌い出しでは今日もリョキソタが優雅にダンスしていて、ここが回を追うごとに本気度が増したかっこよさになっていくのがよかった。次にソウタくんがカメラに抜かれるところでは、ソウタくんが「やれよ」みたいな仕草をしてリョキマナを焚きつけていた。

Spin!、Salvia

そこそこ回数入ってきたのにいつも客席練り歩くマナトくんがどこから出てくるかわかっていなかった…Spin!の合いの手(合いの手?)みたいなの入れるマナトくんかっこいい。

Salviaはこの日、レオくんを見てたんだけど、サングラスのレオくんいかつくてかっこいいよ。

Grow Up、Smile Again

何度見てもかっこいい、何度見てももっと見たい!となるでおなじみのGrowUp。ハウスのビートで踊るのもかっこいいマナトくんなんなんだ…と思って見てました。みんなが輪になるところでレオくんがいつも笑顔なんだけど、対角線上のマナちゃんを見ているのでは?とずっと思ってて、この日はマナトくんをずっと見てたけど、マナトくんは至って通常運転で、レオくんがなんであんなにニコニコなのか謎が深まった。

スマアゲはソウタくんが移動する花道に立って客席を眺めてる時の、ニコニコ顔がめちゃくちゃよかったです。なんか発表会でお父さんお母さんを見つけたときの子供の顔だったよね。客席全員お父さんとお母さん!ほんとにBESTYが好きなんだなと思った。

でもソウマナパート直前のソウチンは雰囲気がちょっと変わって、マナトくんの肩に拳でタッチする瞬間の「いくぜ相棒」みたいな感じがいいなと思いました。この日は後方でレオマナが鉢会う瞬間にアイコンタクトしてにこっとしててかわいかった。あとマナトくんはジュノンくんにも話しかけてるようだった。

Shining One

SOで一気に会場の空気が緩む。前後になったマンションズがちょっかいの出し合いやってた。ソウタがジャンプしてヒットを打ってそれにジュノンがダンスで返す的な。

Can you〜のところでリョウキさんが「いぎなりうんめ〜っちゃ」と言って何かを食べ始めた。後のMCで知ったけどそれはマネージャーの手でサランラップ四重に包まれた牛タンだったらしい。確かにあけるときちょっと手間取ってた気がする。後半は踊りながらずーっともぐもぐしているリョウキさんかわいい。最後に人差し指を上に突き出すところで、牛タンをもったリョウキさんの手は隣のマナトくんのお口に。マナトくんも牛タンだと知らされておらず、クッキーだと思っていたらしい。口に入れた瞬間にびっくりして崩れ落ちてるマナトくんがいた。

BF is…、Brave Generation、Betrayal Game

BF is…のマナトくん、オーラスだけに楽しさが前面に出ていて、歌ってる人みんな見てた。リュウヘイ見るときにいつものようにレオくんと視線がかち合ってたのしいね!みたいに笑ってるのもよかった。

ブレジェネでは歩いてステージの端から端まで移動するときに、リュウヘイくんとマナちゃんが笑いあってた。ソウチンのラップパートで、前はリョキマナがスパーリングしてた気がするんだけど、ジュノンさんとリョウキさんがスパーリング。ジュノンさんめっちゃ笑ってて楽しそうだった。

ビトゲは今回も、序盤のリョウキさんが移動する花道の先頭で立ち尽くす姿が美しくて見とれました。

Scream

バンドセットのScream、何度見ても見飽きることなくかっこいい。ずっと双眼鏡でだいたいマナトくん見てたいタイプだけど、この日のScreamは全体が見たいと思って双眼鏡なしで見た。ステージで全力を出し切ろうとするセンステの7人は、ひとつの生き物みたいだと思った。美しくそろった群舞を見てひとつの生き物のような集団だと思うのとはまた違った感覚で、ひとつの生き物みたいに動くビーファースト。

Screamは曲名の通り荒々しく叫ぶ曲だけど、同時にとても美しいさまを見せてくれる。グループアイドルを見る時に、彼ら全員が個々としてありながら、同時にグループでもあることを強く感じる瞬間が見たくてグループのファンをやっているところがあるけど、Screamはまさにそんな姿を見せてくれる曲だった。またかっこよすぎて泣いた。

Grateful Pain

Screamで高まった気持ちを、ビーファの「どうありたいか」というトークでクールダウンさせて、クールダウンはするんだけど熱量が続いたままGrateful Painにいくこの流れ、最高。

レオくんの「目の前で光る瞳は間違ってなんかないから」を聞いて、どうしてこの人の"間違ってなんかないから"はここまで響くんだろうなと考えていた。言ってしまえばレオくんて自分の人生にぜんぜん利害関係なんてないのにな。近しい人からあなたは間違ってなんかないよと言われたこともないな。

でも、全然利害関係がないからこそ響くんだろうなと思った。自分とBE:FIRST、ぜんぜん関係ない。アーティストとファンなんてそれ以上でもそれ以下でもない、とるにたらない関係性だからこそ響くものがあるし、美しいのかもしれないよね。

Kick Start、Great Mistakes

ロッコ交換するときにリュウヘイが移動する前にドアがしまってて、シュントが笑いながらあけてあげてリュウヘイを移動させるのを見た。「あーもーなにやってんだよ」みたいな感じで笑うシュントくんがいたので、私はてっきりリュウヘイくんが間違えたのかなと思ってたけど、流れてきたの読んだらシュントくんが間違ってリュウヘイ移動の前にしめちゃったっぽい。リュウヘイが移動してきて、レオくんが「どうした?」って顔してリュウヘイに話しかけて、リュウヘイがあらまし説明して笑うレオリュウがいました。

ここらへんのトロッコタイム、最近はスーパージュノマナタイムだったけど、ジュノンさんが調子悪いのをマナちゃんが気遣ったのか、ジュノンくんとタオルを見せ合う?みたいな感じでにこにこするジュノマナだった。シュントくんがそのあとマナトくんとがっつりしっかり抱き合いながら、ちょっとオーバーに感動した感じで歌ってて、ジュノマナ代打のマナシュンだ!!!!と思った。シュントくんが「ジュノマナがあまりない分ここは俺が!」と行動した感じに見えた。

グレミスのセンステ高速回転は、人によりタオルをふる位置が上下違っていて、マナトくんが上段担当として肩より少し下の位置で振ってたのかわいかった。

Bye-Good-Bye

いつものマナトくんタオル受け取り係のスタッフさんが近寄ってきたけどマナトくんが「きょうはだいじょうぶです」みたいな仕草をして、スタッフさんはそのまま待機。その後近くにいたレオくんに持ってるタオルを指さされ、どうする?いく?みたいな感じになり、なぜかここでレオくんとマナトくんで体全体でハートを作る。

レオくんと、マナトくんが巨大なハートを。かわいい!どうして?どうしたの!!!ななりりっくす大歓喜

このハートをほぼゼロズレで拝ませてもらい、ありがとうしかない。そして満を辞してマナトくんがタオルを豪快に投げた!!!!ホームラン!!!!!!!!!!!!て感じ。ここでブチ上がってしまい、その後まともにステージ見れてない。

MCタイムではだいたいこんな感じの話。

・BGB終わったあとのリュウヘイがテンション高く「伝説つくったー!いったもんがちでしょこういうのは!」と言ってた。私も伝説級に楽しかったです。

・はしゃぎすぎて疲れてずっとステージに寝転んでたシュント、前後のくだりが私はちょっとわからなかったけど、会場の熱気に負けないという話で「俺も負けねえ!!!!!」と叫んでてシュントくんて感じだった。

・前日のMCでしていたらしき話題を再放送。スタンドのLとOがないと悲しむレオくん。A、B、C、D、エルがない〜みたいな歌をみんなで歌ってたような気がする

・バンドメンバーのMCのあいだレオくん以外みんな座ってた。運動したあとのすがすがしい顔でステージに腰掛けてBMSGボトルで白湯(たぶん)を飲むマナトくんは山頂にいる登山客のようなほのぼのとした空気があった気がした。

・バンドメンバーがKick Startのメロディで「ベスティあるある言いたい」をやり始めるとこの日はビーファもみんなで大合唱。

・リョキマナがセンステの後方に集まって初日振り返るトーク

リョウキ「初日いろんな人がくるから緊張する。あの人もきてるの?この人もきてるの?ってなる」

マナト「みんなオーラスきてくれないかな、成長した僕らを見てくださいって…」

とやりとりしてたのが面白かったけど、マナトくんの中にも初日から成長した実感があるんだなあとじんわりした。

Message

曲前のロングMCをレオくんが始めるときに、しんみりとした空気の中で「オーラスだから、なんかポワポワしてるんですなぁー」というとマナトくんが「ポワポワ…?」って小声で突っ込んでたのがよかった。

レオくんの話は、この場をつくってくれたスタッフさんに拍手をしましょう、ということと、ベスティなしで僕たちはこの場にいられないです、という感謝を述べるものだった。最後はレオくんでしょうって感じで決められたのかな。締めくくりのいいMCでした。

Message、なんかちょっとマナトくんの声がいつもと違う乱れた調子のところがあって、お、と思った。あと、この日の落ちサビの「もう二度と離せやしない君を」のところのマナトくんが、それはそれはもう心から大切にしたい手放せないものを歌う切実さに溢れててよかったな。いつもより歌というよりも独白みたいでした。

最後に7人で手を繋ぐとき、みんな片手にマイクを持ってるので隣の人の腕を持つ形になるところを、レオマナが偶然にもマイク持ってない手を繋いでてかわいかった。レオくんが隣のマナトに「マナトいったら?」みたいな感じで喋りかけてたけど結局レオくんが最後のありがとうございましたー!を引き受けて終了。

Mainstream

最後の最後の全力Mainstream。心なしかいつもより激しかった、最後の最後なので出し切るぞ!みたいな空気がみんなにあったと思う。初めてMステで見たときのパフォーマンスから激しく進化して、ライブ感のある曲になったなあと思った。

「インターネット」のところでマナトくんはシンメのリョウキさんとにらめっこ的にすごい顔で見合っていたのをはっきりと確認した。インターネットにらめっこ。そのあとからマナトくんが楽しそうにMainstreamやってるのめちゃめちゃかっこよかったなあ。あんなにのびのびMainstreamしてたの初めて見たかもしれない。マイクドロップの時の威嚇するみたいな表情がかっこよかった。

そして会場中の拍手の嵐を背に、7人が階段を登っていくんだけど、そこでソウタくんがゆっくりと人差し指を上に何度かあげる、ガッツポーズのような仕草をしていて、初めての東京ドームに向かう背中としてかっこよすぎた。伝説かな。伝説を目撃してるなと思った。こういうこと書くと10年後くらいに読み返して恥ずかしすぎて削除したくなるけど、10年後もまだはてなブログがあるなら私を恥ずかしくさせるために何度でも書こうと思います、まじで伝説の7人の背中でした。

BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream 札幌2/11の感想

札幌2日目です。

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観光しました。六花亭本店で大好きなバターサンドアイス。

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BBB始まる時にステージの上でラップするビーファたち、大好きだな。この時のレオくんが舌出したりしてかっこいい。地上に降りてダンスする時、後ろでシンメの位置になるレオマナ、アイコンタクトして笑ってた。昨日に比べてマナちゃんの人とのアイコンタクトが出るタイミング早い気がして、2日目特有の余裕を感じる。

ミリビリのラップ聴いててもいつもとちょっと違う気がして、楽しくなってる感じが伝わってくる。

ジュノンさんの「会場の元気チェック」のコールアンドレスポンスパート、この日は話が脱線したりすることもなくストレートにコーレスしてた。「いけるか!きたえーる!」的なことを叫ぶジュノン、雄々しくてすき。しかしジュノンさんは客席に声をあげさせた後、「…まあいいんじゃない?」と的な、ちょっと妥協したような返事をしており、塩…!と思った。

この日のトロッコについてマナちゃんは「スノーシャトルバス」と命名。昨日に引き続きリョウキから「いいねえそれっぽい!」と言われてたけど「ついにBFなくなっちゃったよ…」とも言われてた。あとドーム入れたら8公演ある?がんばれまなちゃん。

リョキマナソウタがわいわいやる、でおなじみのDWMU。マナトのパートでリョキソタがコンビダンス、ソウタのパートでリョキマナがコンビダンス。昨日よりもコンビダンスの感じがはっきりしていて完成されていた感。「わちゃわちゃコンビダンスをされる中で真ん中の人が冷静に歌っていられるか選手権」みたいな感じだった。リュウヘイの「傷ついても君がいい」のときに、カメラに向けて君、と指さすマナちゃんいた。けど自分の「傷ついても君がいい」は人のことを指差さないで、まず自分の胸を叩いてさらっとその手を客席に放つ、みたいな仕草なんだよな。あの武器がまた放たれる瞬間が見たいね。

Grow Upもこれでアリツアでは見納めと思うと悲しい。楽曲だけ耳から聴いてる時も楽しいのに、ライブで見ることでより曲の世界に浸れるのって幸せだよねとしみじみ思う。みんなが最初歩き回って、バラバラに立つところとか、街の雑踏を思わせる。マナトくんがGrow Upを聴きたいシチュエーションについて「大きな街」というキーワードを言ってたと思うけど、この曲は本当に街とか行き交う人の情景が似合うよね。いろんな人が交差して時間が経って変わっていくこともたくさんあるけどそれを恐れずにポジティブに捉えようとする、切なさと寂しさと強さがある曲。

冒頭、メンバーそれぞれ歩きまわるところで、ソウマナがたぶんアイコンタクトして笑ってた。あとやっぱり最後の輪になって踊るところでれおくんがめちゃめちゃ楽しそうに笑うんだけど、あれはマナトと笑いあってるのでしょうか…。あの場面を見る時、いつもマナトの背中ごしに見てるので、視線の先が本当にまなちゃんなのか確かめたことがないや。この先どっかで解明できるといいな。とにかく楽しそうなレオくんの顔がいいのです。

Smile Again恒例、大型ビジョンに映しだされるシュントの笑顔。この日はもう最初からニコニコしてたけど、カメラ見てさらに笑ってくれて可愛かった。

フォロイーが「ビーファの歌唱のすごいところは、パートごとに次の人への受け渡しがきれいなところ」と言っていたのを思い出したSmile Againでした。技術的なところはわからないですが、スマアゲが全員キリングパートに聞こえるのってその前の人が次の人にうまくバトンを渡しているからなのかもと思った。

例えば、「言葉が出なかったのは何故?」のリョウキさんと「近すぎた幸せは怖さをつれてくる」マナトくん、2人とも過去への悔恨や自分の不甲斐なさ、ネガティブな思いを切迫した声で歌う。この切迫した流れがあるからこそ、次のレオくんの「君がいたその過去がまた僕を呼ぶから」の声の優しさが生きるよなと思う。このレオくんは、暗い過去にそれでも光を見出そうとするところがいじらしい。

Spin!からスマアゲまでは楽曲を聞かせるテンションなのに、Shining Oneになるとステージも客席もリラックスした雰囲気になるのが好き。この日は、ジュノマナがフォーメーション前後になるところで笑い合っててかわいいなと思ってたら、君とならもっとyeah yeahでジュノンが後ろにいるソウタにめっちゃ構ってた。顔の前で手をyeah yeahに合わせて振る動き(殴りかかろうとするような動きに似てる…笑)をしててさすがマンションの人達だなと思いました。

ダンスブレイクのところのソウマナは、マナトが手元で何かを巻く動きをして、それに合わせてソウタがブルブルしながら立ち上がる動きをして2人でニヤニヤしてたんだけど、あれなんだったのか。楽しそうなのは伝わってきました。

リョウキさんのCan you〜は、小分けのお菓子を手に持ち何か言ってた(ここ本当に聞こえず…**にみんな集合!って聞こえたんだけど人のレポ見たら白い恋人のことを言ってたらしいですね)。踊りながらそれをソウチンに投げて渡し、ソウチンが最後はそれを咥えて、一列になった時に隣のレオくんがなにそれー?って覗き込んでた様子もかわいかったです。

映像挟んでバンドパート。BF is…のマナトくん本当にかっこいい。ロックバンド映えするマナトくんの歌唱なんてデビュー当時は全然想像していなかったな。マナトくんは「抜く」とか「ずらす」とか余白をつくる美学の人だなというイメージがあるんだけど、BF is…のマナトくんは一つひとつの音に、リズムに全体重をのせ、声を響かせ圧力をもってその場を制する、みたいな、いつもと真逆の美学を感じるよ。どっちもできる、なんでもできるようにするマナトくんはかっこいいよ…。そしてBF is…でこの日もレオマナはリュウヘイくんのところで楽しそうに顔見合わせてた。楽しいね。

ブレジェネ楽しすぎて双眼鏡見てなかったけどたぶんまたリョウキさんと誰かがスパーリングしてた気がする。

Betrayal Gameの冒頭、7人が長方形のステージに乗ってセンステに移動してくるところのリョウキさんがめちゃくちゃ美しかった。人により、音楽にのって少し踊ったりしているパートで、リョウキさんだけはステージの先端にじっと立っていた。扇情的なバンドの演奏が流れる中で視線の流し方だけで楽曲を表現しているように見えた。

Salviaのリョウキさんは、7人の中で一番激しく体を揺らして、振り付けもない中で、感情を溢れ出るままに動いて表現していたから、その姿を思うと対照的だ。身体のすみずみまで意識を張り巡らせて表現しようとしている、やっぱり俳優さんなのだなと思いました。あとビトゲのリュウヘイくんは最高ですね。この世のすべてを我が物にしている大胆さがある。

この日のScreamはまあまあ正面に近い角度から見れたので最高でした。ステージにすべてをかける、絶対にかっこいいものをつくる、という意志がブレなくて強いのがビーファーストの最強の長所なんだよなと思わせてくれる。

ボーイズグループが、ほかのバンドやソロアーティストなどの形態と異なる点があるとすれば、魅力を人に伝える手段が多様なことにあるんじゃないかと思っていて、ステージはその一つ、という見方もできると思うんですよね。例えばビジュアル90点、ステージ80点、愛嬌90点とかそうしたあり方も可能な存在だと思うんです。でもビーファはステージで全部伝える、ステージで絶対にこっちを振り向かせてやるってところが、彼らの個性なのかなと思っていて、そのすべてを余すことなくステージに置いていくぞ!っていうのが一番感じられるのがScreamだと思います。私はそういう人たちのことを何よりも見たかったのだなあ、出会ってしまったなあとこの日のScream見ながらしみじみ思った。

そんな思いを抱えながらGrateful Pain聞いてたらまた泣けてきちゃったね。涙腺がゆるゆるすぎて何度このアリツアで泣いてるのだろうか。マナトくんが「すべてが僕になるんだ」ていうのがこの日はすごく胸に響いたな。マナトくんもこの歌詞に救われる日があるのだろうか。

グレミスのトロッコではこの日もジュノマナがタオルで叩き合ってた。この日もマナトくんからだったけど、昨日のようなタオルをムチにして叩く動きではなく、胸にタッチするというか突き刺す?みたいな変な動きでした。それをまたリズミカルに交互にやるジュノマナ。そういえば、Momentも左右の離れたトロッコからジュノンに向けて歌うマナちゃんとそれを返すジュノン、というのが恒例になってて、二人は掛け合いになるとわちゃわちゃするよねえ。グレミス最後の高速回転のところはこの日もリョウキさんの頭をみんなでタオルで撫でているように見えた。

BGB終わってソウチンやリョウキさんが倒れこんでしまう。リョウキさんが足つった!といい、レオくんとジュノンさんが寄り添って介抱していた。つった足を曲げたり伸ばしたりしていたレオくんさすが運動部っぽい。それを見ながら「俺足つったことないんだよね」と歩いてきて、リョウキさんの頭を撫で始めるソウチンくんと、ブーツのひもを結び直すマナトくん。そのソウマナの空気感、ソウマナだね。ジュノンさんはまじでずっとリョウキさんのそばにいて、リョウキさんのためにステージに届けられた漢方を受け取ってた。

札幌暑いね〜という話になりリュウヘイが「ホテルも暑かった」と言ってた(これ昨日も言ってた)けど、私も宿泊したホテルが暖房ききすぎで暑くてびっくりしたよ。シュントが「でもスマホ開くと気温出てくるじゃん、マイナス8℃って書いてあったりするよ」と言い、なんでそんな気温なのに会場は暑いんだろうって流れでリョウキさんが「そうか!ビーファーストが来たからだ!はは」ってセリフめいたことを話してたら元気になったようで、「治った!」と立ち上がっていた。

リュウヘイが「ソーラン節って北海道でしたっけ」と聞いたら誰かが「沖縄じゃん?」と言い、みんなが沖縄として納得してリュウヘイなに言ってんだよ、という空気でその話題が終了したけど、あとで調べたらソーラン節は北海道発祥だったの笑った。

またレオくんが「札幌からきた人ー?」「十勝からきた人ー?」と挙手をさせていて(このときマナトくんから「きたよ北海道に詳しいレオくん」と軽く茶々入れられてたのかわいかった)、その流れで「海外からきた人ー?」と聞くと、アリーナに韓国からきた人が。その人にむかって韓国語で話しかけるリョウキさんとジュノンさん。あとレオくんもちょっと喋ってたきがする。新鮮。マナちゃんがそれ見てしきりに「あったかい空気〜」と言ってたのかわいかった。

バンドメンバーがこの日は鮭のぬいぐるみをギターにするパフォーマンスをしてたんだけど、マナトくんが「このままいくとドームどうなっちゃうの?何するんだろう」と無邪気な感じでバンドメンバーのメンバー紹介芸のハードルを上げていて、レフティさんか誰かから「やめてよ!」と言われていたのもかわいかった。

ラストのロングMCはソウタくん。ベスティへの感謝と、そのためにも最高のビーファーストをつくるぞ、という意気込みを話す。Kアリぶりだからちょっと意外だった。

ビーファーストになってから、楽しくて時間が過ぎるのがすごく早いという話で、「小学生の頃にディスニーランドに行った1日くらい時間がすぎるのが早い」という喩えがめちゃくちゃソウタくんぽくていいなと思った。そして「ビーファーストになって仲間にも恵まれて、青春もできて…」というところでマナトくんのほうを見る(ここ見えなかったんですけど肩を叩いてたらしいですね)。青春というとマナトくんのほうを見るソウチンに、すごいソウマナ感をみました。マナトくんが笑ってて「いや、ディズニーのたとえに食らってて…」みたいな言い訳?してたの面白かったな。ソウチンからストレートに親愛を示されるとなぜか照れが入るマナトくんよ…。

ソウタくんのMCで一番印象に残ってるのは「ベスティと今後どれだけ会えるのか、何回会っても、会えるたびに感謝を伝えようって決めてるし、ウザいかもしれないけど全部受け取ってほしい」って言ってたところ。ウザイかも、ウザくてごめんねという話はよく聞くけど「全部受け取って欲しい」なんて、そんなことお願いされたら断れないだろ…!そういうのベスティに求めてくるのもすごくソウチンぽくていいなと思った。

ラストのMainstreamでは、「存在がメディアの進化形」でマナトくんが目を見開いたすごい形相しててかっこよかった。あれ向かい側のリョウキさん見てるのかな。Mainstreamがラスト一曲だけってなんか特別扱いすぎない?もっと他の曲と馴染ませて沸かせて欲しいよ…とは今までも書いてきたけど、でも、最後にマイクを手放す仕草をして暗転して終わるところだけは、もうめちゃくちゃかっこよくて、やっぱりMainstreamで締めるセトリでよかったな…と思った。最終的に黙らせられたよビーファに…。

個人的には今回でMainstreamアリーナツアーはオーラス。何度入っても新鮮にかっこいいしかわいいし楽しいし、最高のツアーでした。楽しい時間をありがとうだよビーファースト。

BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream 札幌2/10の感想

札幌でライブ見るの好きなので、念願だった札幌で見るビーファ。

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きたえーる、福井サンドームよりも小さい気がする。会場の設計はアリーナだけど、距離感はホールみたいな。地方公演のこういうとこが好きです。

BBBで最初にマナトくん見た時、なんかKアリの時よりほっそりすっきりしているなと思った…。それが前髪の有無によるものだとは公演終了後に気づく。

ミリビリ、マナちゃんはシュンちゃんかリュウヘイちゃんとアイコンタクトして一瞬少しだけ笑ってた気がした。

Move on最初のところ、レオくんがめっちゃ舌出してる。レオくんが舌をがばーって出す姿を今回のツアーでよく見たな。かっこいい、ぺろではなくがばーっと出る舌。

BBB、ミリビリ、Move onはひたすら踊るビーファたちを堪能できるパートでマナトくんのダンス見てるの本当に楽しい。みんな方向性の違うかっこよさがあるなと思う。

ジュノンさんの「会場の元気チェック」タイム、もといコールアンドレスポンスタイムでは、ジュノリョウがセンターに集まり、他のメンバーは上手下手で水を飲んだり手を振ったりしていた。

「札幌は久しぶりだからみんな元気か確認しないとね!」みたいな話をリョウキさんがちょけて早口でジュノンくんに何度か繰り返して言ってて、ジュノンくんがそれを聞いていて笑う二人だけの世界になってた。

ロッコ命名係のマナちゃんは、札幌で出てきたトロッコを「BFタクシー」と命名。りょうきさんに「今回のツアーで一番それっぽい名前!」と言われてた。

Softlyでマナちゃんがどっかで指くいっとさせていてかっこよかった…。去年のツアーでジュノンさんがSoftlyで確か指くいっとさせていた気がして(あまりに似合いすぎてもしかしたら幻覚かもしれない)それを彷彿とさせた。みんな指をくいっとやりがちなSoftlyなのかもしれない。

SOSのマナちゃんは曲に没入してセクシーさを表現する印象があって、あの見ながら「ウソでしょ…」と思うくらいにかっこいいマナトくんが大好きなんだけど、この日は「にらめっこ」のところでリョウキさんと向かい合わせになる時にリョウキさんと目があって少しだけ笑ってたマナちゃん。そこだけSOSの張り詰めたセクシーテンションが消えて普通のマナトくんになっててかわいかったです。

この日、なんか本当にリョキマナの瞬間をよく見たな。DWMUでマナちゃんが「ここに居場所なんてない」を歌う時にリョウキさんがマナちゃんの肩に踊りながら手をかけ、回り込んでにこっとする。それを見たマナちゃんも笑ったのだが、その笑顔がめちゃめちゃかわいくて、双眼鏡覗きながら声出して笑ってしまった。リョウキさんはソウチンのパートでさらに情熱的なダンスを、ソウチンの周りで踊っていた。

毎回大好きすぎて視点をどこに定めていいかわからないGrow Up。この日は迷った挙句双眼鏡見ずに踊ってたら、気づいたら終盤になっていた。リュウヘイ中心にみんなが輪になるところでまたれおくんが前方の誰かを見ていたずらっぽく笑っていたので、たぶんマナちゃんに笑っていたのではないでしょうか…。

スマアゲ前の恒例、ビジョンに映るシュントくん。福井で見たときはちょっと恥ずかしそうなはにかんだ笑顔だったけど、札幌までくると慣れたのか、「はい来ましたあ」みたいな、最初から笑顔度が高い。しかし若干恥ずかしそうなのは変わらない。序盤と違ったかわいさがあります。

Kアリから1週間後だから音響の面でKアリよかったなあと思うことがしばしばあったけど、スマアゲのマナトくんのロングトーンのところは音響の悪さをふっとばすような響きでかっこよかった。この日はちょっと力んだ感じで聞こえて、それもよかったです。

Shining Oneでもリョキマナが目を合わせてにこにこしてた。ソウマナがなんかやる(漠然)ところでは、マナちゃんは下に置き、それをソウチンが飛ばす動きをしていた気がする。変化球すぎてソウチンがちょっと笑ってた。

BF is…ではまた隣で、楽しそうに笑い合うレオマナいた。BF is…歌ってる時の顔はだいたいみんなシリアスだけど、同時にすごく楽しそうでもあり、その気持ちがメンバーの顔見るとあふれちゃうんだろうね。

ブレジェネはそうちんのラップパートでリョウキさんとスパーリングするマナちゃんいた。本当にリョキマナの日だった。

Betrayal Gameのリュウヘイの盛り上がるパート(漠然)からなんだか空気が変わった気がした。リュウヘイの声が会場を沸かせ、その声でビーファみんなのスイッチが入り、Screamに勢いよく雪崩れ込む感じがあり、すごくかっこよかった。

Screamでもリョキマナがアイコンタクトとってたのにはちょっとびっくりした。Screamはリョウキさんが高笑いして全員がヘドバンするところからさらに全員のテンションが加速する感じが好きですね…ほんと…色々な人に見て欲しいよこのアリツアのScreamを。

Kick Startからグレミスのトロッコでは、ジュノマナがはたき合いしててかわいかった。マナトがぺしっとタオルでジュノンの尻を叩き、ジュノンがやり返す。ジュノンのやり返しのほうがすごくて、餅つきのようなリズミカルな動きでマナトの尻を連打するジュノン。私からはちょうど見えなかったけどリズミカルにタオルで叩かれるマナトがいました。

たしかトロッコだったと思うけどリョウキさんが「北海道はでっかいどう!」と言って即座に「あ、これ言わないようにしようと思ってたのに言っちゃった!」と焦ってたけど、Spin!の時も煽りながら「北海道はでっかいどうから云々」みたいなこと言ってたんだよな。かわいいな。

グレミスでタオル持ってセンステで高速回転。今回も真ん中にリョウキさんの頭があり、それをみんなでタオルで叩いたり撫でたりしていた。

続くBGBのジュノンさんの自撮りタイム。Kアリでは座りそこねた時もあったけど、この日は上がりかけたステージにダッシュで来て、どしーんと飛び乗って座るジュノンさん。動きがダイナミックな割に全体的に幼児感があった。他の場面でもふと手をあげる仕草が幼児っぽいなとおもう瞬間があったよジュノンさん…。

以下この日のMCで覚えていること

  • 北海道に詳しいレオくんが「札幌からきた人ー?」「余市からきた人ー?」函館、旭川、など各地の名前を挙げて聞いていた。道内からきた人多かったなあ
  • リュウヘイの髪の毛が青く、カラコンも入れたという話。みなさん気づきましたか?とカメラによっていくリュウヘイ。比較に入ろうとするレオくん。確かに言われないとわからない青だった。ずっと黒髪に見えていた…。
  • リュウヘイはカラコンも入れたので目が青い、という話でレオくんが「どのくらい青いかってぜんおうみたいに青い」と言っててマナちゃんが即座に「伝わるか」と突っ込んでた。ドラゴンボールの話らしい。また二人だけで漫画のネタを…。
  • BGBの後何人かが倒れ込んでマナト「ここを家みたいに思ってる人も何人かいますが」
  • みんなが喋ってる中で、ステージ中央でテディベアのような座り方をしながらストレッチをするソウチンがいた。
  • リョウキさんの坊主をはじめてみた人も多いでしょうという話になり、座っていたソウチンが「俺は赤より黒のほうがいいと思うよ」と突然会話に参加していた。
  • リュウヘイの話をしていたと思いきや自分の坊主の話になり「リュウヘイの話だったのに俺の話になると思ってなかった」と焦るリョウキさんかわいかったな。
  • いつもの黒ボトル持って歩くマナトくん、白湯こぼしてたけど気づかずに歩いてたな。ステージ濡れてない?と気になった。

ラストのロングMCはレオくん。

自分のルーツがある北海道に来られてよかった。人間だから、嬉しい日も、ただ過ぎ去ってしまった日も、つらい日、苦しい日もある、みんなにもあると思います。何よりもひとつみなさんに持って帰って欲しい言葉は「生きていてくれてありがとう」ということ。

といった内容でした。メンバーどうやって聞いてるのかなと思って見てたら、ソウチンはレオくんの方見てて、反対側のマナちゃんはビジョンでレオくんを見てて、あとの4人は客席見ながら聞いてる感じ。

Kアリでも「生きててくれてありがとー!」って叫んでたレオくん。その前にもちょこちょこ言ってた気がするけどレオくんは最近命の話をするよね。生きててくれてありがとう!ってそれだけ聞くと大味な言葉だけど、私本当にこのアリツア全公演楽しくて(全公演楽しいって実は意外となかったんだよ今までの人生で)、ただずっと見てるだけだし聴いてるだけなんだけど、時間を共有するただそれだけのことがこんなに楽しくて尊いことについて思いをはせると、結局はお互いが生きていてくれて、このタイミングで出会ってくれてありがとうね、うれしいね、という気持ちにつきますよね。ビーファースト、ありがとう。

BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream Kアリーナ横浜2/3-4の感想

Kアリ2日間の感想。

2/3

リセールでとったレベル7の下手、だいたい中腹。登山!と聞いていた通り、階段めちゃくちゃ登る。暗転すると、足元灯かなにかが山の稜線のように見えてなるほど登山だね…と思った。

ジュノンさんがKアリの元気確認をしようとしている時にマナちゃんがひとり客席に手を振っていて、「マナト手ふらない!」って注意するレオくんいて面白かった。

Grow Upの最初の方、みんながフリーに歩き回るところでソウマナが近寄っていって何かアイコンタクトして笑いあってて、これが天然のソウマナ…と思った(人工のソウマナはあるのか)

アリツア始まって聞けば聞くほど好きになっちゃうスマアゲは、Kアリとの相性が良すぎる一曲。Kアリ噂にたがわず音響に特化したアリーナで、ボーカルの響きがすごくきれい。マナちゃんのロングトーンが、天高く突き抜けるように聞こえて迫力があった。

この日一番といっていいほどかっこよかったのはBF is…でした。ここのマナちゃんがめちゃくちゃロックボーカリストのようでかっこいいのはいつものことなんだけど、5回目でも新鮮な気持ちで「かっこいい…!」と思えるのすごくないですか。もはやベテランみのある風格すらあったこの日のバンドセットのマナちゃん。

あとScreamは、シュントくんのシャウトがものすごくて。Kアリの音響も相まって、シュントくんの何から何まですべてを吐き出しているんじゃないかと思うほどのこれ以上ないシャウトで素晴らしかったです。

Kアリのレベ7から見下ろしてたから、グレミス後のタオル振り回しながらぐるぐる高速回転するビーファたちが何をやってるかよく見えたんだけど、対角線にいる人同士がタオルではたきあったり、隣同士笑いあっててほんと楽しそうだった。

続くBGBはジュノマナが自撮り棒を取り出し、ジュノンさんがステージに座ろうとしてずり落ちてたのかわいかったね。そしてレオマナがむかいあいって左右対称に踊り始めてレオくんがニコニコだった。最後にタオルでマナちゃんのこと「なにするんだよお!」的な感じではたいてた。まなちゃんが何かをしていたということですよ。レオくんが他メンをはたいたりポンて肩たたく瞬間めっちゃみるけど好きだな。

MCは「BBBで最初に出てくる時、見られてると恥ずかしい」という話が。リョウキさんが「ごそごそしてるからあんまり見ないで欲しい」と言い、レオくんが「あそこ見てるお客さんは床が抜けます」と。もう視線を上にやったらNG判定で床が抜ける、的なことを言っておりリョウキさんに「手厳しい!」と言われてた。

あとレオくんが「tiktokでやってる猫ミームみたいな動きをしてる人がレベル7にいる」と言いだし、リョキマナが「なにそれ?」というリアクションでレオくんが「みんなもっとSNSチェックしなよお」と呼びかけていた。なんか最近もtiktokの「バイト連勤」ネタの動画の話してたねレオくん…。tiktokってサジェストのワードがえげつないといつも思うのですがどうなんでしょうか。

あとリュウヘイが「昨日(?)ぼくテストでした」と話してたのもびっくりした。しかも「保育」のテスト。「僕、育てられます!」と言ってたが、他のメンバーは「まだ育てられる側だろ」的なリアクションだった(と思う)。

Grateful Painのレオ→マナ→ソタのパート改めていいなと思った。

レオくんが「期限切れに近づく心」と歌う先にマナトとの掛け合いがあって同じ道をともにする仲間ができて救われる。そこへまたソウチンが重なってきて、彼もまた「背中につく汚れ」と歩んでる道のうえで見えたネガティブ歌っていて、それをレオくんが「今の僕だからこそ見せれる夢を」とソウチンがグループを組んでアーティストになった先の姿を歌う。マナトがひとりで歩く道にレオくんがきて、ソウチンがきて、みんな身を寄せ合って過去の傷を昇華してグループにいる、ということを思わせてくれるパートだなと改めて思った。

また、Grateful Painがリリースされてまもなかった頃の、特にBMSGフェスのレオくんの「目の前で光る瞳は間違ってなんかないから」は、レオくんが自分に言い聞かせているかのような切実さがあったのに、今ではレオくんが客席に向かって語りかけているように歌っていて、そんなところにも時の流れとレオくんの歩んできた道を感じました。

ラストのロングMCはソウチン。"努力は裏切らないっていうけど本当にすごいんですよ。俺は努力するのすごく嫌いだったけど周りの人や家族が努力をさせてくれた。努力したからダンスを好きになって、それは仕事になり生きがいになった。だからみんなが俺を見て努力したいと思える存在になりたい"という内容だったと記憶してるけど、耳が痛い…。努力…してないですね…それどころか向上心をどこかに置いてきてしまいました。

ソウチンがBESTYに向かって「ありがとう」と最初に言った時に一緒にお辞儀したマナトを見て分身だなと思ったし、ソウチンがその後もう一度「ありがとう」と「よろしくお願いします」を言ったときに深々とお辞儀したレオくんはレオくんだなあと思いました。

2/4

Kアリ2日目。ジュノンが「Kアリーナの元気チェック」と言ってみんなでC&Rしようとしたときに、レオくんがマナちゃんの前髪を直す。何度目でしょうか。私が記憶してる中で3回目の、レオくんの前髪直し。昨日は「マナト、手振らない!」と単独行動を注意していたレオくんがマナトの前髪直してるのちょっと面白いよね…。

この日はすごくレオくんが他メンバーに絡んでる姿を見ました。

  • DWMUでマナトと踊るレオくん(なんか珍しい気がする)
  • Grow Upで輪になったとき向かい側のマナトに舌出したり笑ったりするレオくん
  • ブレジェネでマナトの肩ぽんとするレオくん
  • なにかの曲でリョキマナのどちらかにむかって舌を出すレオくん
  • どっかでジュノンさんの肩ポンとするレオくん
  • BGBでソウチンと楽しく踊るレオくん

私がマナトばかり見てるせいでレオマナの話ばっかになってるけど。レオくんが曲中になんか他のメンバーとこんなに色々やってるの珍しい気がしたなあどうなんだろう。

他のメンバーだと

  • グレミスで輪になってタオルふるところでジュノンさんがシュントくんが輪に入ってくるのをでかい背中で妨害しててかわいかった
  • ロッコリュウヘイがレオくんにキスを迫る(これは2日共通)と、2日目は対抗した感じでジュノンくんが手を広げ、そこにマナトくんが仰け反って抱かれる感じで歌い始めた(祭りのような盛り上がり)
  • ジュノンさんとリョウキさんが二人で腹ばいになって寝そべり自撮り

という微笑ましい場面が色々あった。

Momentではレオくんが終盤声が裏返っちゃったんだけど、その後であんまり聞いたことないアレンジやってて取り返すぞ!て感じがしてかっこよかったです。

2日通して思ったのですが、リュウヘイの歌声がより圧力と粘度が高まっている感じで、ビトゲか何かの曲が結構遅どりでリュウちゃんとかではなく、「リュウヘイさん…」と呼びたくなった。

BGB後のMCタイムでは「今日はじめてBE:FIRST見にきた人ー?」とたずねられ手をあげたセンステ付近の男性に、ビーファたちが「お父さんありがとう〜」と話しかけていた。お父さんは「泣きそう」と言っており、レオくんが「そんなお父さんにタオルをあげよう」とタオルを投げたらお父さんがそのタオルに顔を埋める。それを見たレオくんが「匂い嗅がないで!恥ずかしい!」って焦ってたんだけど、あんなに毎公演人にタオルをあげてるのに「匂いかがれるの恥ずかしい」って感情があったのか!と笑ってしまった。

この日のMessage前のMCはリョウキさん。私はアイドルのしんみりMCを結構斜に構えて聞くタイプなのでこの時間そんなに好きじゃないんですけど、この日のリョウキさんのMCばかりは普通に泣いた。

再び撮影のため坊主になったということで"みんなが何に価値をおくか、なにを見て素晴らしいと感じるかはそれぞれの感性で素晴らしいことで"的な前置きをしたうえで、BESTYは自分たちの人間的なところを知ろうとしてくれているし、表面的ではないところを知って楽しんでくれているところが嬉しいと話していた。だからこそ、BESTYがどんな状況になろうが、例えば音楽が聞こえないだとか姿が見えない状況になったとしても関係なくて、俺たちはどこかで繋がっていて、それぞれの人生を懸命に生きていこうね、という内容だったと受け取りました。極論だけど、そこまでピュアで力強く、ファンとの繋がりを大切に思うと話すアーティストって今まで記憶の中にはいなくて、なんてすごい人なんだろうと思いました。

また、先日リリースのBMSGフェスのビハインドのナオヤくんが「BMSGのお客さんはいいパフォーマンスをするといい反応を返してくれてそれが嬉しい、いいパフォーマンスをした手応えを感じた」的なことを話していたことも思い出した。私は、いつもいいもの見せてくれてありがとうな…くらいの気持ちだけど、ファンの見方や反応そのものが、彼らが息をしやすい環境を作っていたのなら、こんなに嬉しいことはないよね。彼が嬉しいと思える、パフォーマンスと観客の相互作用の場が作られてることが尊いと思ったし、続いていってほしいなと思った。

最後のMainstreamは、「インターネット」のところのまなとくんの表情がすごいことを認識。かっこよかった。

個人的に、関東圏の単独公演は22年12月の東京ガーデンシアター以来で、BMSGフェスすら東京入れなかったのですが、前回の東京ガーデンシアターに比べたらお客さんの盛り上がりがすごかったのも印象的でした。東京のお客さんはこなれてるのでおとなしいイメージだったんだけど、それが覆された感。そういえば、福井も福岡も東京も、この日初めてビーファを見にきたっぽいお客さんが周囲にいて一曲終わるごとに「すごい…かっこいい…やばい…」という新鮮な驚きを口にしていたな。そこそこいろんなアーティストのステージを見てきたけど、こんなにお客さんがピュアに感動してるのも珍しいんじゃないかと思った。

 

補足:Kアリで少ない少ない言われているトイレ問題。レベ4のトイレが広くて狙い目かなと思いました。

また各駅からのアクセスの悪さを言われてましたが、規制退場などがあるおかげでそんなに牛歩にもならず、すんなり帰れました。新高島は混む。横浜駅は大きな道を渡ったりしなきゃいけないので大変、ということでみなとみらい駅へのルートが一番シンプルで好きだなと思いました。

ちなみに比べちゃいけないけど会場から最寄駅からのアクセスの悪さで言ったらサンドーム福井の方が大変だったな…めちゃ遠いうえに駅入るのにも並ぶという。

BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream 1/14マリンメッセ福岡の感想

福岡2日目の感想です。

・冒頭のMCで福岡といえばでマナトにみんなが話を振ろうとするのにマナトがいない、あれ?になるくだりが2日連続で発生。2日ともレオくんが「マナトは後ろにいってる」と教えてくれた。出てきたマナちゃん曰く「福岡にいくから合わせて髪に色を入れてきた」と。色が落ちるので後ろに拭きにいってるっぽいことを言ってた。

ジュノンが冒頭で客席の元気を確認する…もといコールアンドレスポンスするコーナーは「これマナトにやってもらったほうがいいと思うんだよね〜」ということでマナちゃんが。

客席の歓声を聞いたあとでぷらぷら歩きながら「俺の地元こんなんやったっけ?」と笑いながら博多弁まじりに欲しがるマナちゃんの煽り、自然体でよかったな。

・BBBとかメインストリームの影に隠れてもはや存在感が薄い感じになりつつあるスマアゲだけど、この曲ってやっぱりめちゃくちゃよくない?とひしひし感じる。このアリツアで。

全員の歌声の魅力が引き出されて、すべてがキリングパートなんじゃ…と思わせる。特に君がいた〜のレオくんの繊細な歌声がすき。あんなに大きくて元気な笑顔が似合う男なのに、心の奥にとっても繊細にできた小さな花を隠して持ってて、それをこっそりとみんなに見せてくれる、みたいな尊さがあるパートだなと思う。

・Grow Up本当にかっこよすぎて大好き。大きく移動したり、360度で見せる面を変えたりと、ダイナミックな動きの部分で一体感があるコレオだけど、ひとりひとりの振り付けは結構自由で、そんなバラバラさがビーファーストのあり方とマッチしてると思う。「何も変わってない、そのために変わっていく」というのは見ている側からすると突き放されるような寂しさを感じさせるものだと思うんだけど、その寂しさまでもがグループのかっこよさをつくる曲になっていてほんとに好き。変わっちゃったなあと思うことがあってもこの曲で黙らされるんだろうな。レオソタがニュアンスつけて止まるところで笑い合ってたり、ソウタがシュントの肩叩くところもあったりして、そういう隙間がある(福井では見なかったので、できてきたのかな)のもいい。

・マナトくんが歌がうまくてかっこいい人だというのはみんな知ってる周知の事実だと思うのですが、BF is…のマナトさんは、あのマナトくんだけはもう全然知らないボーカリストに見えるんだよな。

マナトくんは海外留学の経験があり、海外のヒップホップやR&Bをルーツに持つ人じゃないですか。グルーヴがあって繊細な響きのある声で…とかレイドバック気味の音の取り方が…とかが今までマナトくんの歌唱のよさを形容する言葉だったんだけど、BF is…のマナトくんにはすべてそれが当てはまらない。激情をストレートに歌声に乗っけていく。自分が歌わないパートも歌ってのってるのがマナトくんの常なんだけどBF is…の歌わないところのマナトくんの動き、まじで忙しない。バンドアンサンブルの圧をいなすのではなく、正面から体ごとぶつかっていくような感じがパフォーマンスにも出ている。なんかそれってロックボーカリスト。マナトくんのどこにそんなロックの血脈が流れてたんだろうか。そういえば福岡って一昔前の人間からするとロックバンドがたくさん輩出された街のイメージあったけど、なんの接点もないかもしれないけど博多の人間はみんなロックになるのだろうか…と思った。

これ余談なんだけど、福岡って住宅街と歓楽街やオフィス街が東京と比較してめちゃめちゃ近い。住むのに快適な街だなと思う。関東の郊外に生まれた子供がアーティストを夢見て渋谷とかにあるスクールに通うのは結構大変だし、渋谷原宿でおしゃれな店いくのもそこそこ遠いんですよね。そこらへん、福岡に生まれた人は、カルチャーの浸透度が関東とはちょっと違うのではないかと思った。そういうのがマナトくんにも作用してるのかなーと天神とか大名歩いてて思いました。

・今回、2日目はまあまあ正面から斜め右のアングルでセンステを見ることができたんだけど、やっぱりScreamが神がかり的な素晴らしさで本当によかった。

しょっぱなで弾けるようにソウタくんがジャンプしたときの、かっと目を見開く様子からはじまって、全員が主役で全員が最強のビーファーストが、ずっと途切れない。最後のシュントくんが人さし指を天に突き上げながら咆哮のように歌い上げるところまで、こんなに最後まで全員かっこいいグループのパフォーマンスが今まであった?って考えたら、双眼鏡のぞきながらかっこよすぎて涙がぽろぽろこぼれてくるという初めての体験をしました。歳をとるにつれて涙腺がどんどん脆くなってきているからなのもあると思うんですけど。このパフォーマンス見るためにわたしアイドルオタクずっとやってたのかもしれないと思ってしまった。例えば毎日登って観察し続けた山で、さまざまな条件が重なったことでちょうど見られる雲海を見ましたとか。毎日観察している湖で、100年に一度の自然現象を目撃しましたとか、そういうので感動する気持ちに近いのではないか。100年に一度の自然現象、それがBE:FIRSTのバンドセットによるScream。

・この日は珍しくフロートのレオソタをじっくりみた。フロート乗ってオタクにニコニコしてるソウタくんかわいすぎた。レオちゃんは普段から振る舞いが愛嬌満載なのでフロートにのって人に手を振る時と普段テレビの向こうで喋ってる時のテンションに差がないな!と思った。おもしろい。

ジュノンさんは今日もトロッコから身を乗り出してさらっと友達に手を振るみたいなオタクの息の根を即とめそうなファンサをやってた。あのジュノンさんはレオくんとは逆に、ファンサする時と普段の感じがちょっと空気変わるのがいいんだよね。普段はニュートラルなんだけど、ファンサの時だけ持ってる武器を用意してくるみたいな。ただその武器は強力だけどあからさまに構えるのではなく、誰も気づかないうちにすっと人を射止めてる、みたいなやつなんだよな。なんだそれ。

・グレミスの最後に全員がセンステで高速回転してタオル振るところ、マナちゃんが変な前傾姿勢でタオル振ってておもしろかわいかった。リョウキさんとふざけていた。

・バンド紹介の時にいきなりバンドメンバーが雅楽を奏で始め、獅子舞を持ってきたのに大ウケしてたメンバー。最後のMCパートでレオくんやリョウキがバンドメンバーに「ちょっとあれどういうこと?話聞こうか」「特技発表のパートじゃないんだよ」と口々に問い詰めてたのが面白かった。あの笙は近所の神社から借りてきたもので300万円するというすごい話をさらっとしていた。

・MCがみんな好き勝手に喋るもんだから話がめちゃ混戦する。以下うろおぼえ

・マナトが黒いBMSGボトルで水を飲んでいてジュノンが「なんでそれなの?」と聞き、リョウキさんが「レモンサワー入れてんじゃないよ〜」といじりレオくんが「レモンサワー入れてるバカいるかよ」とわいわいするくだりがあった。ボトルに入ってるのは安定の白湯でした。

・黒いBMSGボトルを片手に、蓋を片手に持ちながら、他の誰かが話した「みんな乳酸たまってない?」「乳酸?乳酸菌?」という流れに「乳酸菌じゃないだろ」と参加するために胸と腕で無理やりマイク抱えてしゃべるマナト面白いなと思って見ていたら「もう、無理すんな〜」みたいなこと言ってマナトに近寄ってきてマイクを持ってあげるレオくん優しい。それでもマナトはうまく蓋がしめられず、「しまらねえ!」と叫ぶ。それをリョウキが「話がしまらない」と叫んだと勘違いして、「え?話し始めたばっかだよこの話題!」とわーわー言うくだりがあった。

・「福岡の一蘭本店は味が違うんでしょマナト〜」と福岡の話題をマナトに喋らせようとするレオくん。ジュノンが「どう違うの?ほんと?」と詰め寄り、リョウキさんはなにか違う話で詰め寄ってきていて、JRLに囲まれて詰め寄られるマナトくんになっていた。レオくんは「今マナトが喋るところだったのに!」とひたすらマナトのしゃべる機会を作ろうと頑張っていた。

・その後マナちゃんから出てきた一蘭のエピドードトークは「一蘭を初めて食べたのは下北で、シュントと古着買いに行きがてら一蘭でラーメン食べた」だった。これが地元民のリアル…。

リュウヘイが「みんなのおすすめの博多ラーメンを一斉に言ってください」とベスティに謎の無茶ぶりをし、案の定よく聞き取れず、そこから博多ラーメンの様々なお店の名前を言っていく流れに。「一蘭のひとー?」「一幸舎のひとー?」と手をあげさせていると、一人だけソウタくんが「家系のひとー?」と神奈川の話を紛れ込ませていて空気を止めていた。かわいいね。

・福岡2日目のラストMCもマナトくん担当。福岡でライブをやるときはいつも以上にアガる。公演には家族や友達がくるし、マリンメッセにはお客さんで来たこともあって、福岡の街でたくさん挫折を味わって、後輩に追い越されたりチャンスをものにできなかったこともあったけど、すべてが無駄じゃなかった、という話をしていて、福岡でアリーナ公演をやることがマナトくんにとってすごく大きなことだったんだろうなというのが伝わってきた。

また「すべて伝えることはできないかもしれないけど、僕たちは音楽でみなさんに伝えていく」「次の曲はただのラブソングではなくて僕らのメッセージ」という曲振りをしていて、昨日よりも話の流れが洗練されているなと思った。

「すべてを伝えることはできないかもしれないけど」としたうえで「音楽で伝えていく」と昨日から一貫して話してくれて、そういう音楽に対する覚悟がマナトっぽいなあと思って聞いていた。

そういえば一年前のツアーでは「絶対についてきてください」というメッセージだった気がするけど、今年はもう少し踏み込んだ立ち位置でファンに語りかけてくれている。

それとともに、自分も今までは「こういうしんみりMCはいいんだけどな…」と思ったり「まあ、こう言ってますけど、未来はわからんよね」と斜に構えてきたけど、時間が経つにつれそうした彼らの言葉ひとつひとつを正面で受け止めて正面から感動できるようになってきたよなあ…としみじみ思った。

・ラストのMainstreamも圧巻なんだけど、ツアー後半になってくるとMainstream一曲目とかBBBのあととかで見たくなってきたよ!ってのは正直ある。あとMainstreamからつなぎがちょうどいい似た感じの曲が欲しいなというのも思った。