パノラマロジック

オタク怪文書

BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream 札幌2/11の感想

札幌2日目です。

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観光しました。六花亭本店で大好きなバターサンドアイス。

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BBB始まる時にステージの上でラップするビーファたち、大好きだな。この時のレオくんが舌出したりしてかっこいい。地上に降りてダンスする時、後ろでシンメの位置になるレオマナ、アイコンタクトして笑ってた。昨日に比べてマナちゃんの人とのアイコンタクトが出るタイミング早い気がして、2日目特有の余裕を感じる。

ミリビリのラップ聴いててもいつもとちょっと違う気がして、楽しくなってる感じが伝わってくる。

ジュノンさんの「会場の元気チェック」のコールアンドレスポンスパート、この日は話が脱線したりすることもなくストレートにコーレスしてた。「いけるか!きたえーる!」的なことを叫ぶジュノン、雄々しくてすき。しかしジュノンさんは客席に声をあげさせた後、「…まあいいんじゃない?」と的な、ちょっと妥協したような返事をしており、塩…!と思った。

この日のトロッコについてマナちゃんは「スノーシャトルバス」と命名。昨日に引き続きリョウキから「いいねえそれっぽい!」と言われてたけど「ついにBFなくなっちゃったよ…」とも言われてた。あとドーム入れたら8公演ある?がんばれまなちゃん。

リョキマナソウタがわいわいやる、でおなじみのDWMU。マナトのパートでリョキソタがコンビダンス、ソウタのパートでリョキマナがコンビダンス。昨日よりもコンビダンスの感じがはっきりしていて完成されていた感。「わちゃわちゃコンビダンスをされる中で真ん中の人が冷静に歌っていられるか選手権」みたいな感じだった。リュウヘイの「傷ついても君がいい」のときに、カメラに向けて君、と指さすマナちゃんいた。けど自分の「傷ついても君がいい」は人のことを指差さないで、まず自分の胸を叩いてさらっとその手を客席に放つ、みたいな仕草なんだよな。あの武器がまた放たれる瞬間が見たいね。

Grow Upもこれでアリツアでは見納めと思うと悲しい。楽曲だけ耳から聴いてる時も楽しいのに、ライブで見ることでより曲の世界に浸れるのって幸せだよねとしみじみ思う。みんなが最初歩き回って、バラバラに立つところとか、街の雑踏を思わせる。マナトくんがGrow Upを聴きたいシチュエーションについて「大きな街」というキーワードを言ってたと思うけど、この曲は本当に街とか行き交う人の情景が似合うよね。いろんな人が交差して時間が経って変わっていくこともたくさんあるけどそれを恐れずにポジティブに捉えようとする、切なさと寂しさと強さがある曲。

冒頭、メンバーそれぞれ歩きまわるところで、ソウマナがたぶんアイコンタクトして笑ってた。あとやっぱり最後の輪になって踊るところでれおくんがめちゃめちゃ楽しそうに笑うんだけど、あれはマナトと笑いあってるのでしょうか…。あの場面を見る時、いつもマナトの背中ごしに見てるので、視線の先が本当にまなちゃんなのか確かめたことがないや。この先どっかで解明できるといいな。とにかく楽しそうなレオくんの顔がいいのです。

Smile Again恒例、大型ビジョンに映しだされるシュントの笑顔。この日はもう最初からニコニコしてたけど、カメラ見てさらに笑ってくれて可愛かった。

フォロイーが「ビーファの歌唱のすごいところは、パートごとに次の人への受け渡しがきれいなところ」と言っていたのを思い出したSmile Againでした。技術的なところはわからないですが、スマアゲが全員キリングパートに聞こえるのってその前の人が次の人にうまくバトンを渡しているからなのかもと思った。

例えば、「言葉が出なかったのは何故?」のリョウキさんと「近すぎた幸せは怖さをつれてくる」マナトくん、2人とも過去への悔恨や自分の不甲斐なさ、ネガティブな思いを切迫した声で歌う。この切迫した流れがあるからこそ、次のレオくんの「君がいたその過去がまた僕を呼ぶから」の声の優しさが生きるよなと思う。このレオくんは、暗い過去にそれでも光を見出そうとするところがいじらしい。

Spin!からスマアゲまでは楽曲を聞かせるテンションなのに、Shining Oneになるとステージも客席もリラックスした雰囲気になるのが好き。この日は、ジュノマナがフォーメーション前後になるところで笑い合っててかわいいなと思ってたら、君とならもっとyeah yeahでジュノンが後ろにいるソウタにめっちゃ構ってた。顔の前で手をyeah yeahに合わせて振る動き(殴りかかろうとするような動きに似てる…笑)をしててさすがマンションの人達だなと思いました。

ダンスブレイクのところのソウマナは、マナトが手元で何かを巻く動きをして、それに合わせてソウタがブルブルしながら立ち上がる動きをして2人でニヤニヤしてたんだけど、あれなんだったのか。楽しそうなのは伝わってきました。

リョウキさんのCan you〜は、小分けのお菓子を手に持ち何か言ってた(ここ本当に聞こえず…**にみんな集合!って聞こえたんだけど人のレポ見たら白い恋人のことを言ってたらしいですね)。踊りながらそれをソウチンに投げて渡し、ソウチンが最後はそれを咥えて、一列になった時に隣のレオくんがなにそれー?って覗き込んでた様子もかわいかったです。

映像挟んでバンドパート。BF is…のマナトくん本当にかっこいい。ロックバンド映えするマナトくんの歌唱なんてデビュー当時は全然想像していなかったな。マナトくんは「抜く」とか「ずらす」とか余白をつくる美学の人だなというイメージがあるんだけど、BF is…のマナトくんは一つひとつの音に、リズムに全体重をのせ、声を響かせ圧力をもってその場を制する、みたいな、いつもと真逆の美学を感じるよ。どっちもできる、なんでもできるようにするマナトくんはかっこいいよ…。そしてBF is…でこの日もレオマナはリュウヘイくんのところで楽しそうに顔見合わせてた。楽しいね。

ブレジェネ楽しすぎて双眼鏡見てなかったけどたぶんまたリョウキさんと誰かがスパーリングしてた気がする。

Betrayal Gameの冒頭、7人が長方形のステージに乗ってセンステに移動してくるところのリョウキさんがめちゃくちゃ美しかった。人により、音楽にのって少し踊ったりしているパートで、リョウキさんだけはステージの先端にじっと立っていた。扇情的なバンドの演奏が流れる中で視線の流し方だけで楽曲を表現しているように見えた。

Salviaのリョウキさんは、7人の中で一番激しく体を揺らして、振り付けもない中で、感情を溢れ出るままに動いて表現していたから、その姿を思うと対照的だ。身体のすみずみまで意識を張り巡らせて表現しようとしている、やっぱり俳優さんなのだなと思いました。あとビトゲのリュウヘイくんは最高ですね。この世のすべてを我が物にしている大胆さがある。

この日のScreamはまあまあ正面に近い角度から見れたので最高でした。ステージにすべてをかける、絶対にかっこいいものをつくる、という意志がブレなくて強いのがビーファーストの最強の長所なんだよなと思わせてくれる。

ボーイズグループが、ほかのバンドやソロアーティストなどの形態と異なる点があるとすれば、魅力を人に伝える手段が多様なことにあるんじゃないかと思っていて、ステージはその一つ、という見方もできると思うんですよね。例えばビジュアル90点、ステージ80点、愛嬌90点とかそうしたあり方も可能な存在だと思うんです。でもビーファはステージで全部伝える、ステージで絶対にこっちを振り向かせてやるってところが、彼らの個性なのかなと思っていて、そのすべてを余すことなくステージに置いていくぞ!っていうのが一番感じられるのがScreamだと思います。私はそういう人たちのことを何よりも見たかったのだなあ、出会ってしまったなあとこの日のScream見ながらしみじみ思った。

そんな思いを抱えながらGrateful Pain聞いてたらまた泣けてきちゃったね。涙腺がゆるゆるすぎて何度このアリツアで泣いてるのだろうか。マナトくんが「すべてが僕になるんだ」ていうのがこの日はすごく胸に響いたな。マナトくんもこの歌詞に救われる日があるのだろうか。

グレミスのトロッコではこの日もジュノマナがタオルで叩き合ってた。この日もマナトくんからだったけど、昨日のようなタオルをムチにして叩く動きではなく、胸にタッチするというか突き刺す?みたいな変な動きでした。それをまたリズミカルに交互にやるジュノマナ。そういえば、Momentも左右の離れたトロッコからジュノンに向けて歌うマナちゃんとそれを返すジュノン、というのが恒例になってて、二人は掛け合いになるとわちゃわちゃするよねえ。グレミス最後の高速回転のところはこの日もリョウキさんの頭をみんなでタオルで撫でているように見えた。

BGB終わってソウチンやリョウキさんが倒れこんでしまう。リョウキさんが足つった!といい、レオくんとジュノンさんが寄り添って介抱していた。つった足を曲げたり伸ばしたりしていたレオくんさすが運動部っぽい。それを見ながら「俺足つったことないんだよね」と歩いてきて、リョウキさんの頭を撫で始めるソウチンくんと、ブーツのひもを結び直すマナトくん。そのソウマナの空気感、ソウマナだね。ジュノンさんはまじでずっとリョウキさんのそばにいて、リョウキさんのためにステージに届けられた漢方を受け取ってた。

札幌暑いね〜という話になりリュウヘイが「ホテルも暑かった」と言ってた(これ昨日も言ってた)けど、私も宿泊したホテルが暖房ききすぎで暑くてびっくりしたよ。シュントが「でもスマホ開くと気温出てくるじゃん、マイナス8℃って書いてあったりするよ」と言い、なんでそんな気温なのに会場は暑いんだろうって流れでリョウキさんが「そうか!ビーファーストが来たからだ!はは」ってセリフめいたことを話してたら元気になったようで、「治った!」と立ち上がっていた。

リュウヘイが「ソーラン節って北海道でしたっけ」と聞いたら誰かが「沖縄じゃん?」と言い、みんなが沖縄として納得してリュウヘイなに言ってんだよ、という空気でその話題が終了したけど、あとで調べたらソーラン節は北海道発祥だったの笑った。

またレオくんが「札幌からきた人ー?」「十勝からきた人ー?」と挙手をさせていて(このときマナトくんから「きたよ北海道に詳しいレオくん」と軽く茶々入れられてたのかわいかった)、その流れで「海外からきた人ー?」と聞くと、アリーナに韓国からきた人が。その人にむかって韓国語で話しかけるリョウキさんとジュノンさん。あとレオくんもちょっと喋ってたきがする。新鮮。マナちゃんがそれ見てしきりに「あったかい空気〜」と言ってたのかわいかった。

バンドメンバーがこの日は鮭のぬいぐるみをギターにするパフォーマンスをしてたんだけど、マナトくんが「このままいくとドームどうなっちゃうの?何するんだろう」と無邪気な感じでバンドメンバーのメンバー紹介芸のハードルを上げていて、レフティさんか誰かから「やめてよ!」と言われていたのもかわいかった。

ラストのロングMCはソウタくん。ベスティへの感謝と、そのためにも最高のビーファーストをつくるぞ、という意気込みを話す。Kアリぶりだからちょっと意外だった。

ビーファーストになってから、楽しくて時間が過ぎるのがすごく早いという話で、「小学生の頃にディスニーランドに行った1日くらい時間がすぎるのが早い」という喩えがめちゃくちゃソウタくんぽくていいなと思った。そして「ビーファーストになって仲間にも恵まれて、青春もできて…」というところでマナトくんのほうを見る(ここ見えなかったんですけど肩を叩いてたらしいですね)。青春というとマナトくんのほうを見るソウチンに、すごいソウマナ感をみました。マナトくんが笑ってて「いや、ディズニーのたとえに食らってて…」みたいな言い訳?してたの面白かったな。ソウチンからストレートに親愛を示されるとなぜか照れが入るマナトくんよ…。

ソウタくんのMCで一番印象に残ってるのは「ベスティと今後どれだけ会えるのか、何回会っても、会えるたびに感謝を伝えようって決めてるし、ウザいかもしれないけど全部受け取ってほしい」って言ってたところ。ウザイかも、ウザくてごめんねという話はよく聞くけど「全部受け取って欲しい」なんて、そんなことお願いされたら断れないだろ…!そういうのベスティに求めてくるのもすごくソウチンぽくていいなと思った。

ラストのMainstreamでは、「存在がメディアの進化形」でマナトくんが目を見開いたすごい形相しててかっこよかった。あれ向かい側のリョウキさん見てるのかな。Mainstreamがラスト一曲だけってなんか特別扱いすぎない?もっと他の曲と馴染ませて沸かせて欲しいよ…とは今までも書いてきたけど、でも、最後にマイクを手放す仕草をして暗転して終わるところだけは、もうめちゃくちゃかっこよくて、やっぱりMainstreamで締めるセトリでよかったな…と思った。最終的に黙らせられたよビーファに…。

個人的には今回でMainstreamアリーナツアーはオーラス。何度入っても新鮮にかっこいいしかわいいし楽しいし、最高のツアーでした。楽しい時間をありがとうだよビーファースト。